パール富士撮影計画の全容 2014

2014年のパール富士予測全容、
その予測方法、
そして、私のパール富士撮影グッズを紹介したいと思います。

目次

2014年の予測

関東の富士見ポイント

予測方法

撮影方法(カメラの設定)の紹介

パール富士用 撮影グッズの紹介

コツ・メモ

 

■パール富士 2014年の予測

まずは予測です。

マップのカメラマークをクリックすると、
詳しい日時などの情報が表示されます。

2014年1月

1月のマップを大きいウインドウで開く

1月は空気が澄んでいます。
三浦半島や、天気の条件が良ければ房総半島の方から撮影したいですね。早朝の月の入りを狙います。でっかい月が富士山を覆いますよ。
富士山の西側からの夕方の月の出も一応計算しました。こちらは前月12月のリベンジ的な撮影になります。12月の時よりも14夜の条件が良いです。マジックアワー具合が良いです。

 

2014年2月

2月のマップを大きいウインドウで開く

2月も、1月と同じような感じですが、
12月や1月に比べて昼間が長くなってきて、マジックアワーの時間帯が、パール富士の時間帯にかぶりやすくなってきます。条件は良い感じになってきますよ。

2014年3月

 

3月のマップを大きいウインドウで開く

一応、富士山の西側と、あと木更津からの予測をしました。
3月は三寒四温の季節。ジェット気流が上がってきて前線が発生し天気が悪くなりやすいです。パール富士が撮影できる可能性は低いかもしれません。

 

2014年4月


4月のマップを大きいウインドウで開く

アンバサダーホテルからの、シンデレラ城とパール富士のコラボレーションが期待出来ます。厳密にはパール富士ではないのですが・・・、詳しくはこちらをどうぞ

この撮影の為だけに4万円の宿泊費は出せない・・・。
その場合は葛西臨海公園でしょうね。

 

4月のマップを大きいウインドウで開く

4月は、天気さえよければ、良さげな条件が多そうですよ。
詳しくは、「パール富士撮影計画 2014/04/15」をご覧ください。

 

2014年5月


5月のマップを大きいウインドウで開く

 

2014年6月


6月のマップを大きいウインドウで開く

 

新たな撮影ポイントの開拓です。
6月7日、身延山の頂上へロープウエイで行って、月齢9の半欠けパール富士を狙います。

例年、この日辺りに梅雨入りします。
良い天気である可能性は低いかもしれません。

ちなみに、6月の満月は13日ですが、この日はもう梅雨入りしてるだろうと予想し、満月は狙わない予定です。

2014年7月

7月のマップを大きいウインドウで開く

7月の満月は梅雨の真っ盛りなので諦めるけれど、
月齢27の7月25日未明の月は、良いのが撮れるかもしれない。
その予測だけしてみました。
上手くいけば、地球照のパール富士です。

↓こちらのページで、もっと詳しく紹介しています。
パール富士撮影計画 2014年 夏

2014年8月

Pearl Spot 8月のマップを大きいウインドウで開く

8月はスーパームーンです。
8月10日の晩から、8月11日の朝に掛けての月がスーパームーンと成ります。
スーパームーンとは、月と地球の距離が短くなるタイミングで満月になる現象で、大きな満月をみることが出来ます。2014年は近年にないくらい大きくなるとか。

で、そして、
8月は、富士登山シーズンの真っ只中です。

山中湖周辺から、パール富士を撮影すると、もしかしたら、登山者たちのヘッドライトの灯火が一緒に撮影できるかも。
超望遠で撮影すれば、登山者を撮影することも出来るかも。

デッカイ月の中を登山していく姿が撮影できるかも!
是非、こういう天体イベントの時は晴れてほしいものです。
この日は「パールスカイツリー」、または「パールシンデレラ城」も狙いますよ。

あと、富士山を登山しながらの撮影もしたいですね。
「20140807_01.jpg」
「20140807_02.jpg」
「20140807_03.jpg」

 

2014年9月

Pearl Spot 2014年09月 パール富士撮影計画 を表示

9月は、中秋の名月が有ります。
十五夜です。
今年の中秋の名月は、9月8日です。
ただちょっと当日は、色んな条件が悪いですね。
時刻が悪かったり、場所が悪かったり。

もしかしたら、日をずらした方が良い絵が撮れるかもしれません。

パール富士と、パールスカイツリーの予測をしてみました。

2014年10月


10月のマップを大きいウインドウで開く

10月の満月は特別です。
この日は、皆既月食です。
地球の影に月が隠れます。
それも、パール富士の直後です。
連続写真を撮れば、素晴らしい作品が出来上がるかも!
これは仕事を休んででも撮りに行くべきでしょう。
たのむ!晴れてくれ!

ディズニーランドのランドマークとの月のコラボも楽しい撮影に成ります。
↓こんな感じです。
ムーン・シンデレラ城

シンデレラ城、プロメテウス火山、豪華客船コロンビア号
これらとの月のコラボが楽しい!

2014年11月

より大きな地図で Pearl Spot 2014年11月 パール富士撮影計画 を表示

2014年12月

より大きな地図で 2014年12月 撮影計画マップ を表示

2014年12月、
今年は、個人的に注目している場所が有るんです。
目黒駅の近くにある「庭園美術館」がリニューアルオープンするんです。
で、美術館本体は私は興味ないのですが、隣接する日本庭園の紅葉が大好きで・・・。
あ、月と関係無い話でしたね・・・。
まぁでも、良い場所なので機会があったらどうぞ。
12月上旬が紅葉の見ごろです。凄いです。厳かなモミジ。

 

■関東の富士見ポイント(パール富士用)


より大きな地図で パール富士用「富士見ポイント」 を表示

 

 

 

■パール富士の予測方法

実はですね。
今まで、「パール富士」ならぬ「パールスカイツリー」にハマっていたので、こういう計算は慣れてたんですよ。

私の場合は、

1、「月の出」、「月の入り」の時間方位の情報を調べる。
2、だいたいの方角を確認して、だいたいの撮影ポイントを調べる。
3、だいたいの撮影場所の、緯度経度標高データを確認する。
4、それらデータと、富士山の標高(3776m)を元に、細かく撮影場所や時間を選定する。

という方法です。

撮影場所と、そこから見る富士山頂上への見上げる角度方角が判れば、ほぼ正確に計算できます。
こよみのページの月の情報や、GoogleMapの標高データなどを利用して自分で計算しています。

ただこの場合、「こよみのページ」の月の方位が、小数点以下の数値が無いので、それがちょっと精度に影響してます。
まぁほぼ正確ですけどね。
撮影前に、実際の状況をみて、長くても50メートルくらい移動して調整すればいいレベルです。

やってる事を詳しく説明すると、

まず、月の出のパール富士を狙う場合についてです。

まず、こよみのページで満月の日を調べる。
こよみのページの「月出没計算」のページで、
富士宮市北部付近からの、満月の日の、月の出の「時間」と「方位」を調べる。
富士宮市北部付近、例えば、
緯度「35.35782745374439」、経度「138.5918426513672」、
そして、この地の標高「673m」と、富士山の標高「3776m」、
そして富士山山頂までの距離「13km」、
これらを入力して、満月の日の月の出の「時間」と「方位」を調べます。
ページの下の方で、月の出の「仰角」の計算をすることも重要です。

「緯度」「経度」「標高」は、例えば こういうページ で私は調べています。

方位が判ったら、地図にその角度でのラインを引きます。
富士山山頂から、富士宮方面に向けて、その角度でラインを引きます。

そのライン上で、めぼしい観測ポイントが有ったら、Googleのストリートビューなどで、その場所の観測環境を調べます。富士山は見られるか、入れる場所か、美しい風景か・・など。

場所の候補が決まったら、またその場所の、緯度、経度、標高、距離を入力し、「方位」を求める。
先ほどと違った数値の「方位」が出てきたらやり直しです。
その方位数値で地図にラインを引き直して、同じことを繰り返す。
これを繰り返して、良い場所を探します。

月の入りのパール富士を調べる場合は、上記の「富士宮付近」を「三浦半島付近」や「房総半島」にして、「日の入り」の方位を調べればいいだけです。

 

多くの「ダイヤモンド富士ファン」「パール富士ファン」の間では、「カシミール3D」というソフトを使ってシミュレーションするのが定番の様です。

噂によると、こちらも月の精度がわるいとか・・・。
でも、買ったのですが、これは凄く使いやすいですよ。簡単にダイヤモンド富士やパール富士のシミュレーションができる!

ちなみに、「パールスカイツリー」は、カシミール3Dでは計算出来ません。なぜなら、スカイツリーのデータが入ってないからです。

(Amazonより)
買ったのはこの2冊の本です。
付属のCDに、「カシミール3D」と「マップデータ」が入っています。
これだけでOKですよ。
良いですね。

このソフトは、「パール富士が観られるのはここ!」とは回答してくれません。
ただ、指定した場所からの「富士山の見え方」と「太陽や月の見え方」が視覚的にシミュレーション出来るので、色んな地点を指定してシミュレーションして、何度も確認を繰り返せば、めぼしい観測ポイントが探せます。

私は自分で計算するのに慣れているので、「カシミール3D」は確認程度で使ってます。
自分の手計算である程度の場所を計算して求めて、
最終的なポジション決定を「カシミール3D」で行ってる感じです。
計算に慣れてない人の場合はこれを使って「何度も確認、数撃ちゃ当たる」作戦で探せば、それの方が簡単でしょうね。

 

 

 

■パール富士撮影方法

パール富士を撮影する場合、
カメラの設定は、

ピントは、
月に合わせるのではなく、
富士山に合わせるのが基本だと思うんです。

シャッタースピードは、1/30秒くらいを目安にしてます。
このくらいにすれば、月のウサギさんが撮れます。
シャッターが長すぎると、月の明るさでハレーションが起こって、ウサギが見えなくなるんですよ。

ウサギさんが写る設定だと、暗い時間などでは富士山が写りにくい。その対策は「撮影時間」・・、これだけだと思うんです。F値やISOで調整しようとしたら、またウサギさんが見えなくなっちゃいますからね。

F値は、出来る限り大きい方が良いと思ってます。
それは、被写界深度を広めに取りたいからです。
私の場合は、f/10くらいを目安にしてます。

ISOの設定は、
その時の条件によって変えています。
出来ればISO-100で撮影したいですが、ISO-400くらいで撮影する場合もあります。

最近のカメラには、アクティブD-ライティングという機能があります。これをONにして月を撮影すると、月の周りが不自然になる場合があります(下の写真参照)。この設定はOFFにして撮影するのがベストだと思うんです。

Dsc_3977_adr_s
↑これ、月の周りが暗く見えるの、判るでしょうか。
これの原因が、アクティブD-ライディングだと思われるんです。

 

 

 

■パール富士撮影グッズ

三脚は、良いのを選ばないと、写真がブレます。
望遠レンズを使うとき、また、暗い被写体を撮るときは、
しっかりした三脚は必須ですね。

エレベーターフックとは、三脚の真ん中の棒(エレベータ)の下にネジ止めで付けるパーツです。そこにバッグなどを引っかけて、オモリにして三脚を安定させるパーツです。

私は、”クイックシュー自由雲台”を使ってますが、これは別の趣味の紅葉撮影を目的に使っています。
もしかしたら、パール富士を狙う場合は、三脚に元から付いている”3WAY雲台”の方が使いやすいのかもしれません。

レンズは、1つ、70-300mmくらいが有れば十分だと思います。

私は、月のアップが撮りたい・・・と思いまして、
でも、300mmを超える望遠レンズは高額だし、
・・・ってことで、ミラーレンズ800mmを遊びのつもりで持ってます。
けっこう遊べますよ。(ピント合わせが大変!)


タムロンから興味深いレンズが発売されました。
まだキヤノン用だけですが、随時、ニコン用、ソニー用などが発売される様です。
150-600mmですよ。良いサイズですよ。欲しいサイズです。
そして手頃な値段です。買っちゃおうかな~。いいな~。

養生テープ、パーマセルテープ

これは何かと使えます。
レンズのズームやピントを、物理的に固定するために、私は使ってます。
カメラの機能「AFロック」とかは長時間は使えないですからね。

パーマセルテープは、高いけど使い勝手は良いです。
養生テープは安いけど、レンズに貼るには使いにくい。

「養生テープ」、「パーマセルテープ」というのは、貼ったり剥がしたりを繰り返すことを目的としたテープなので、このような用途に最適なんです。

「ガムテープ」や「布テープ」は使っちゃダメです。粘着性が強いので汚れます。下手したら取れなくなります。

私のカメラはD7000です。
それに、シャッターのリモコンコードを繋いで、撮影してます。
レリーズ・・・などと言う人も居ますね。
なぜカメラ本体のシャッターボタンを使わないのかと言うと、押した瞬間にカメラが揺れるからです。ブレた写真に成る可能性があるからです。

まぁ、基本ですね。

撮影時間は、早朝か夜です。
作業のためには灯りが必要です。
手が自由になるヘッドライトがお勧めです。

あと、電波時計が欲しい。
一秒の狂いも発生しない時計、電波時計。
そして、電池切れの無い、ソーラー電池の時計。
カシオのこの「PHYS」は完璧です。

ブーツは必須です。
撮影場所の足場が悪い場合があります。
スニーカーとかでは辛い場合があります。
トレッキングブーツなどが欲しいです。

早朝からカメラを構えて、パール富士に備える場合、真っ暗で富士山が確認出来ない場合が多い。その為に、暗視スコープが欲しい。でも持ってない。
カメラ側のホットシューと、暗視スコープの三脚穴を使って、カメラに暗視スコープを取り付けて使いたいです。
または、通称「鉄ちゃんバー」と言われる、鉄ちゃん御用達の、1台の三脚に2つの機材を固定できるバーで、カメラと暗視スコープを固定するとか。

 


70-300mmのレンズ程度を持ち歩く場合は、スリングバッグを使っています。このスリングバッグは、凄く使い勝手のいいものです。しかし、超望遠レンズに類する大きさのレンズは入らない。
今後、超望遠レンズを手に入れた場合に備えて、超望遠レンズが入るバッグが必要です。
ということで、すでに用意しました。Nikon純正のボストンバッグです。純正は高い・・・と思っていましたが、カメラバッグとしては手ごろな値段でした。

 

 

■コツ・メモ

ライトアップされたスカイツリーと月を撮影したい場合、
月齢14~月齢20くらいを、上野公園~寛永寺墓地付近から狙う。
時間的には、夕方から24時に掛けてになる。

月齢1~3の月とスカイツリーを撮影したい場合、日の入り時間に、江戸川の土手から狙う。