ペット

2008年6月 3日 (火)

「餌付け禁止条例」の制定を求めたい

社会には、色々な人が居る。

野生動物に餌を与えて、可愛がる人。
また、餌付けをすることが野生動物に対して良いことだと心から思っている人。
そして、動物が嫌いな人。
興味ない人・・・。

私は思う。
野生の動物に対して餌付けをすることは、その動物にとって不幸の始まりであると。
人間社会に入り込んでしまう野生動物の悲劇は、あまりにも例が多い。
また、人間の餌付け行為が、その野生動物のライフワークになってしまっては、それはもう野生とは言えず、もしその人物が何かの原因で餌付けできなくなった途端に、その野生動物は路頭に迷う事になる。

餌付けをしている人は、言わば、野生動物をペット化してそれを放し飼いにしているようなもの。
そして、その動物が死ぬまでの世話責任を負わない、都合のいい行為。
無責任極まりない人間の愚かな行為だ。


・鹿に鹿せんべいを与える行為。
・鳩や水鳥にパンなどを与える行為。
・野良猫に残飯を与える行為。
・猪を「ウリ坊」と呼び、餌を与えて可愛がる行為。
また、生ゴミを放置してカラスを呼び込む失態もその1つでしょう。

確かに野生の動物は、食料を確保するのが困難で、常に飢えている。
しかし、それが本来の野生であり、そこに人間が手を差し伸べる行為は、自然を壊す行為である。

「人間が野生の縄張りに入り込んだのが悪い。だから人間がその分を責任持って餌を与えるべき。」
という意見が有る。
ならば、その餌を与える行為のその後の責任も取るべき。

多くの身勝手な餌付け人は、餌を与える行為だけに満足し、また餌をねだってくる野生動物の可愛い仕草に満足感を得て楽しんでいるだけ。 そしてその後の責任を一切放棄している。


 
NHK「難問解決 ご近所の底力」で、「ニャンとかしたい 猫トラブル」という問題を取上げていた。
主に、野良ネコに餌付けをする住民と、集まってくる野良ネコの糞尿に迷惑している住民との、ご近所摩擦問題でした。

そして解決策として「地域猫」の案が紹介されていました。
・好きな人も、嫌いな人も、直接or関節に関わらず一緒になって話し合って努力する。
・地域が一丸となって、野良ネコの去勢処理を行う。(増やさないため)
・ネコ嫌いな人の家から離れた地域で餌付けを行う。
 そしてその近くでネコの住みか(ダンボールン箱等)を提供する。
 (ネコ好きな人の意見を考慮して、餌付けを認める)
・マタタビなどを使い、ネコにトイレの教育を行う。
 (ネコ嫌いな人への迷惑を軽減させる)
上記が主な対策内容です。

一瞬思いました。
「すげー、これなら餌付けしてても大丈夫かも」って。
でもね、すぐに我に返って理解しました。
もうね、これは既に野良ネコじゃ無いんですよ。地域で管理した「地域のペット」なんです。 確かにネコ嫌いな人から見れば「ペット」だなんておこがましいですけどね、これはネコを買ってる家族の中にネコ嫌いが居るようなものです。

やっぱりね、この番組も裏のストーリーとしては、「完全な野生動物に餌を与える事は社会の迷惑であり不利益である」と結論付けているわけですね。


この番組を考慮してもなお、やはり「餌付けしてる人は身勝手である」というのは揺るがない事実であるわけですね。

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