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2014年3月25日 (火)

豊かな国「パプアニューギニア」

「世界番付」という番組の中に、
「オードリー春日の部族滞在記」というコーナーがある。

その中で言っていた。
「パプアニューギニアには800もの部族が今でも存在する」と。

多くが今の時代でも、村を形成し、部族単位での集団で暮らしている。

なぜ、
パプアニューギニアには、
こんなにも部族が沢山いるのか。

現地の大学の先生は、
・険しい山が多く道が無い。
・島々を結ぶ船も無い。
これらを理由としていた。

その為に、村同士の交流が少なく、部族ごとの独自の文化を形成していった・・と。

 

日本でも、縄文時代の頃はそんな感じだった。
日本とパプアニューギニアは何が違うのか。

日本には、その後、稲作の技術が入ってきて、歴史が動いた。
弥生時代だ。
それまでは、栗などの栽培はしていたが、大規模な食糧調達は出来なかった。

しかし、稲作によってゆとりある食糧の調達が可能となり、
食糧の備蓄を生み、
そして、地域単位の協力体制が生れ、
その地のリーダーはやがて、王のような存在になって行く。

備蓄は財産を生み、経済力を生む。
それは、奪ったり奪われたりする存在となり、
やがて、戦乱の世の中になって行く。

そして、その戦乱の世の頂点の一つが、卑弥呼、大和朝廷、天皇の政治へと発展し、聖徳太子の時代に日本は国家として動き出していく。

 

四季のある島と、熱帯雨林の島。

日本には稲作が伝わり発達した。
パプアニューギニアには、水田を作る文化が広がらなかった。

それはなぜか。
それは、「水田を必要としない豊かさ」がそこに有ったからではないだろうか。

インドシナ半島は水田の文化であり、その技術は、インドネシアやパプアニューギニアにも伝わり得たはずだ。
しかし、その文化は根付かなかった。
なぜならそこが、熱帯雨林であり、食料が豊富で、苦労して食糧を作る必要が無かったからなのではないか。

豊富な食料は、戦乱を生まなかった。
そして、国家の統一もなされなかった。

日本は今、経済的にも社会的にも豊かな国となっている。
しかしそれは、千年、二千年前の、大和民族たちの苦労や不幸の上にあるものなのかもしれない。
対して、古来より、ある程度の豊かさで満たされ続けていたかもしれないパプアニューギニアという地が有る。

どっちの豊かさが幸せなのだろう。

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