« 展望台などで三脚が禁止な理由 | トップページ | 日光の紅葉2012 ~日光東照宮~ »

2012年11月 8日 (木)

紅葉撮影の為のカメラ設定

私は昔、カメラにぜんぜん興味が無かったんです。
面白さを知らなかった。

カメラに興味を持ち始めたのは、ここ数年で、その記録がこのブログにもある。

2007年10月の記事、「疑惑の日光東照宮に行ってきました」が、カメラに興味を持った最初のキッカケです。
この記事での写真、「眠り猫」と「竹に雀」の写真撮影に失敗したのがきっかけです。このころはまだカメラを持っていなくて、これはケータイカメラでの撮影だった。

そのすぐ後に、WRC(ワールドラリーカップ)JAPANを北海道に観戦に行って、その時もケータイカメラで、そしてついでに美瑛を観光して、その時もケータイカメラで・・・。北海道美瑛町の壮大感!

嗚呼、もっと良いカメラで撮影したい・・・。この2つの件によりそう実感したわけです。

でこの美瑛の記事内で宣言していますよ。「DSC-H7を買う」と。
ソニーのサイバーショットです。

(リンク Amazon)

これは私の中ではすごく良い買い物でした。
全くのカメラ初心者が写真を理解するためのステップとして、すごく良いカメラでした。
ISO、F値、シャッタースピード、フォーカス、望遠、PLフィルタ、これらすべての物を簡単に扱うことが出来て、そして理解が進んで。良い写真もたくさん撮りました。
このシリーズの後継機はたぶん現在は「HX200V」ですね。値段も手ごろですごく良い(はず)と思いますよ。

で、カメラを買ってリベンジした結果がこれですよ。「日光東照宮 リベンジ!
そして、ここで紅葉の撮影に目覚めまして。

ネット上でいろいろ紅葉の写真を見ながら、この人の写真 に感銘を受けまして、同じところに撮影に行っちゃったり、同じアングルで撮影しちゃったり。(東京都庭園美術館の紅葉 2008

そんなこんなで、だんだん機能的に物足りなくなってきて、やっぱり一眼レフがほしいってことで、やっとの事で手に入れたのが「Nikon D7000」です。

Nikon D7000 18-105VR キット
(リンク Amazon)

 

 

ムック本のすすめ

かなり使い方を研究しましたよ。

しかしね、やっぱり一眼レフは操作するものがいっぱい有って大変です。特にこのD7000は色々なセッティングが有ってうまく扱えない場合も多い。

で、使いこなすためにムック本を買ってみたんです。
いやぁ、素晴らしい本です。


(リンク Amazon)

このシリーズは、カメラの機種毎に出ていて、D7000の場合は「機能解説編」と「実践活用編」が有りました。

他にも、「EOS 60D」「EOS 5D」 「Nikon D5100」「Nikon D600」など大抵の一眼レフを網羅しているようです。
(リンク Amazon)

私は、機能解説はいらないと思ったので、「実践活用編」だけを買ってみました。そしたら大当たりですよ。私の知りたいことがいっぱい載ってるんです。

特に、セッティングのテクニックや、作業効率向上などの便利テクニックが知りたかったのですが、もうドンピシャでした。
ピクチャーコントロール、ホワイトバランスのセッティングアドバイスや、ライブビューの賢い使い方とか、私の欲しかったアドバイスや情報がワンサカ!

また、写真の種類ごとに撮影方法をアドバイスしてくれてるのもうれしい。
・風景写真(紅葉など)
・ポートレート(人物撮影)
・鉄道写真
・花などのマクロ撮影
・流し撮り(走ってる車など)

まぁ、この本の通りに設定をコピーして撮影している訳ではないですけどね。とてもいいアドバイスがいっぱい載ってました。

あと、D7000には水準器が内蔵されているって、私、これを読むまで知りませんでした。ファインダーや液晶画面にデジタルな水準器が表示されて、水平が判るようになってるんですよ。すごい!ありがとうムック本!
紅葉撮影など風景写真の場合は、水平が判らなくなる場合が多いにも関わらず、水平が狂っていると構図が変に見えてしまう場合もまた多いので、この機能は凄くうれしいです。
F1010189_s F1010192_h_s
左はライブビューの時の水準器。
右はファインダーの時の水準器。
ライブビューの場合は、「Info」ボタンを何回か押すことで表示されます。
ファインダーの場合は、「Fn」ボタンの設定で「水準器」を表示する設定にすることで、「Fn」ボタンを押したときにインジケーターで表示されます。

(リンク Amazon)
たまにこういう水準器をカメラにつけている人がいますが、格好悪い!私は「カメラ」という物体の美的センスから、こういうのは付けたくなかったので、この水準器機能は凄くうれしいです。

 

 

BKT撮影のすすめ -AEブラケティング-
ちなみに私は、D7000を買って少ししてから、「AEブラケティング(BKT撮影)」という機能を大いに活用しています。これについてはムックでも説明してなかったですね。
BKT撮影は、他のカメラでも出来ます。
Nikon、Canonどのカメラでも設定は有るようです。
これは、明るさの設定などで迷うようなとき、自動的に3段階のシャッタースピードで撮影してくれる機能です。まぁムックで説明しているのはプロのカメラマンですから、こういうのは必要ないんでしょうね。

紅葉など、野外で撮影をしていると、日差しが刻一刻と変化していくんです。
そしてちょっと場所を移動すると影の加減が変わったり、
または光が強すぎたり弱すぎたりして、設定が難しかったり、
そんな時にBKT撮影がお勧めなんです。

BKT撮影をするには以下の4つの設定が必要です。

1、
「MENU」ボタンを押して、
→「カスタムメニュー(鉛筆アイコン)」
→「e フラッシュ、BKT撮影」
→「e5 オートブラケティングのセット」
→「AEブラケティング」 → 「OK」

2、
「BKTボタン」でコマ数を設定。
Bkt_b
コマ数を「3F」にして、
そして、「補正ステップ数」を「1.0」に設定。
      Bkt_b2

3、
「MENU」ボタンを押して、
→「カスタムメニュー(鉛筆アイコン)」
→「e フラッシュ、BKT撮影」
→「e6 BKTの順序」
→「 [-] → [0] → [+] 」 → 「OK」

4、
「レリーズモードダイヤル」を「CH」(高速連写モード)にする。

そして設定の保存です。
「MENU」ボタンを押して、
→「セットアップメニュー」
→「ユーザーセッティングの登録」
→「U1」 → 「OK」

これでBKT撮影のセッティングが「U1」に登録されます。

で、「撮影モードダイヤル」を「U1」にして、撮影。
撮影方法は、「連写」です。シャッターボタンを押し続けると、なんと、自動的に3連写で止まってくれるんです。3枚の写真が瞬間的に撮影され、そして全て1段階ずつシャッタースピードが違うんです。
この撮影方法は、「明るさ」に関してあとで後悔しないための方法として、すごくお勧めですよ。BKTバンザイです。私はこれによって失敗や後悔が確実に減りました。

 

BKT撮影のすすめ -WBブラケティング-
シャッタースピードのBKT撮影と、私はもう一つ、ホワイトバランスのBKT撮影(WBブラケティング)も設定しています。
設定方法は、「AEブラケティング」を選択したところで「WBブラケティング」を設定するだけであとは同じです。これを「ユーザーセッティング」の「U2」にセットしています。
ホワイトバランスBKT撮影の場合は、シャッターは連写されません。1回のシャッターで、3種類のホワイトバランスの写真が記録されます。
これも凄く使える機能です。

 

明るさに悩んだら「U1」で撮影し、ホワイトバランスに悩んだら「U2」で撮影する。
「BKT撮影」をしたくない場合は、ダイヤルを「AUTO」や「M」にすればOKです。他のモードにすれば、例えば連写機能は普通に10連写とかできるようになります。

 

木の内側から撮影することのすすめ
紅葉撮影をする場合、木の内側から撮影すると良い。
つまりもみじの木の根元から、木の外側にレンズを向けて撮影するんです。そうすると素晴らしい写真が撮れる。淡く厳かな写真が撮れる。
もみじを外側から撮影する場合、天気が晴れてないと良い写真は撮れない。そして晴れている場合、ギラギラした紅葉写真しか撮れない。
木の内側から撮影する場合、天気が良くても悪くても、それぞれの良い味を出した写真が出来上がる。
ちなみに、「木の内側から」というのは、上記した東京都庭園美術館のような写真です。
「木の外側から」というのは、こういう写真のことを言っています。

ホワイトバランスは、「曇り」もしくは「日影」のモードで私は撮影することが多い。
まぁ、ギラギラな赤を強調した紅葉写真の場合は、「晴れ」モードで撮影しますけどね。

対して、桜の撮影の場合は、木の内側から撮影すると全然絵に成らない。
桜の場合は、内側から撮影すると花びらが真っ白になってしまう。
桜を美しく撮影したい場合は、青い空の日に、木の外側から、PLフィルタを効かせて撮影するしかない。
紅葉撮影よりもシビアなのに、紅葉ほどの感動が得られない。

だから、私は紅葉が好き。

 

必須アイテム「PLフィルタ」
紅葉や桜を含めて、風景写真を撮影する場合は、「PLフィルタ」を使うと凄く良い色合いが出る。PLフィルタの役割は、「太陽光の照り返しの波長とカットしてくれる」というものです。照り返しがカットされるので、例えば紅葉の葉っぱの本来の色を捉えることが出来ます。また湖などの水面の反射などを調整することも出来ます。鏡面の様に湖の対岸を映し出すのか、それとも反射を無くして、水の中の風景(メダカとか)を撮影するのか。

あったら良いな「レインコード」
あとですね、
曇りや雨の日の厳かな紅葉を撮影したい場合は、
雨対策として、カメラ用レインカバーを用意することをお勧めしますよ。
・・・っていうか、こういうのが必要な天候で撮影する紅葉が、ね、素晴らしいんですよ。

|

« 展望台などで三脚が禁止な理由 | トップページ | 日光の紅葉2012 ~日光東照宮~ »

写真」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90919/56067584

この記事へのトラックバック一覧です: 紅葉撮影の為のカメラ設定:

« 展望台などで三脚が禁止な理由 | トップページ | 日光の紅葉2012 ~日光東照宮~ »