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2010年1月 3日 (日)

2010年

2010年と言うと、アーサー・C・クラークの「2010年宇宙の旅」のイメージが強い。
実際に2010年になってみたけれど、人類はまだ木星には届かない。

この作品は1982年に発表されたもので、スペースシャトルが運用され始めた頃の時代だ。アポロ計画を成功させ、シャトルが運行し、宇宙への未来像は広がるばかりだった。

人は、社会や技術は成長し続けるものとして疑わなかった訳ですが、そこには経済の裏付けが欠如していた。夢だけでは人類は成長しないのだろう。
いや、その「夢」自体が正しい方向性では無かったのかもしれない。

アーサー・C・クラークやジュール・ヴェルヌを指して「未来を正しく予測している」などと言う人が居るけれど、彼らの予測は「社会が成長し続ける事」が前提であり、またそれが普通だと考えられていた環境が有った。

世界は成長を競っている。
中国のGDPは日本を超えた。リニアモーターカーや新幹線も走り始めた。これらに多くの中国人が「中国は日本の豊かさを超えた」と喝采している。しかしそんな中、日本を訪問する中国人の多くが落胆する。「中国は日本に30年遅れている」と。GDPなどではない、数字ではない多くの部分に日本の文化水準の高さを感じてしまうようだ。

即ち、街の清潔感、人の素養、社会システム、礼儀、等々。
多くは「親切」と「秩序」に関するもの。
いや、中国人に限らず、欧米人もそれは感じるという。

社会の成長とは何だろう。
木星に行くことのできる技術だろうか。
新幹線の技術競争だろうか。
GDPは幸せの指標になっているのだろうか。

例えGDPが成長したとしても、心の成長が伴わない限り、それは社会の成長ではないのだろう。また、心が成長する事で、数字や技術が成長していくという側面もあるのだう。

心の成長は何よりも尊い。
そんな事を思う2010年正月・・・。

※ わたくし事ですが、昨年我が家は喪中であったため、新年のあいさつは控えさせていただけいます。

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