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2009年12月24日 (木)

「ゲーム理論」中国と日本

「ゲーム理論」とは、社会の多くの場合に見られる、人々の葛藤と無駄について語った理論です。論理学系の数学として扱われる。「囚人のジレンマ」という物語が有名です。
ゲーム理論 Wikipedia

 

以下の記事は、日本に滞在する中国人が運転免許の更新を行う際に、長蛇の列に出くわした時の話です。

【中国ブログ】行列なんて無理?「意外にスムーズ」免許更新にて
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0929&f=national_0929_019.shtml

私はこれを読んで「これこそゲーム理論の体現だ」と感じました。私はこれまで「ゲーム理論の攻略は人類社会にとって難しい事だ」と考えていました。いや実際に難しいのかもしれない。しかしこの記事を読んで、社会に存在する「ゲーム」の多くを攻略しているのが日本人なのではないか・・・と、考えるようになりました。

中国人の多くは中国の本土社会において行列の秩序を守らないらしい。中国人にとってはそれが社会の普通だと感じているようだが、日本に来た中国人の多くが、その不条理さや無駄さを実感するらしい。そして日本の素養の高さに感服するようだ。
(中国人は「素養」という言葉をよく使うようですね)

中国の社会においては「ゲーム攻略」に必要な秩序の教育がなされない。
日本の社会においては、秩序の教育が様々なところで行われている。

【中国ブログ】中国人が語る「日本の教育に余裕がある理由」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0726&f=national_0726_010.shtml

上記記事を読むと、日本人がいかに「秩序の教育」を受けてきたかが実感できる。なるほど・・・と思ってしまいます。我々日本人は、家庭や学校において人としての行動の指針を叩きこまれる。行列、順番、ルール、待つ忍耐、騒がない、汚さない、掃除する、整頓する・・・。「大人になるとはこういう事だ」という意識が日本人には自然と備わっており、大人も子供も何も意識せずにそれを教育し学習する。

【中国ブログ】段取りのよさに驚き!「日本企業のお引っ越し」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0916&f=national_0916_012.shtml

「ゲーム理論」とは、個々の行動を見てしまうと「無駄が多い」と感じてしまう事が特徴です。つまり中国人は秩序の学習が行われていないため、「ゲーム理論の攻略に必要な目線」を持たない。つまりこれによって、日本社会の多くの「段取り」に無駄を感じてしまうのだろう。

まぁ日本人だって、その「段取り」の手際が悪い人だって多いですけどね。下手は下手なりに万全な用意をして本番の失敗の可能性を小さくしていく。

 

これらの中国人のブログを通して、私は日本人が受けてきた「教育の価値」に実感を覚え、「大切にしなければいけない文化」であると感じざるを得ませんでした。日本は昨今「ゆとり教育」に付け加えて「核家族化スパイラル」によって、子供たちの教育環境は最悪な状態となりつつある。我々はこれらの現状を見直して、日本の素養を守らなければならない。

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