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2009年3月13日 (金)

「偽善エコロジー」について 3-3 「ペットボトルのリサイクル」

「ペットボトルのリサイクルは無駄だ!」という話がこの頃、世の中を騒がしている。その論法の出所は何といっても武田邦彦だろう。

「偽善エコロジー」
武田邦彦が書いた環境問題ネタの本だ。

武田邦彦は、「ペットボトルのリサイクルは無駄だ」、と言う。

 

この本の中で、まず彼は「ペットボトルは燃やしても有毒物質は出ない」と言っている。これは正確な見解です。PET樹脂には塩素が使われていないため、いわゆる「プラスチックを燃やした時の有毒物質」にてイメージされる物質は排出されない。

次に彼は、「ペットボトルは生ゴミを燃やす時の燃料になる」と言っている。
これは、リサイクルせずにペットボトルを「燃えるゴミ」として捨てる場合の例を彼が説明した訳だが、これには大きな間違いが有る。
つまり、「ペットボトルは燃料に成るほどに燃焼エネルギーを発生させない」ということ。ペットボトルを試しに燃やしてみれば解かります。ペットボトルって燃えにくい物質なんですよ。炎を当てても溶けるばかりでなかなか引火しない。
つまり、この件に関して武田邦彦が言っていることは間違いとなります。

 

彼はペットボトルのリサイクル社会を指して「お粗末な現状」と説いている。即ち、リサイクルシステムは全く機能していないと言っている。
現状を彼は以下の様に説明する。

<以下編集中>

2ちゃんねるのペットボトル論争
(↑文字化けします。ブラウザ設定をシフトJISに変更すれば見られます)
この論争はとても有意義だったため、紹介したいと思います。
つまり、私はこの論争に参加していました。反武田な長文は私のレスの可能性が高いです。

このスレッドの反武田論が私の意見と言ってもいいでしょう。長いスレッドなので読み応えがありますが、読んでいただければ幸いです。

 

某公共放送の番組にて「リサイクルの現状」が語られています。
http://www.youtube.com/watch?v=rU2RHphlzec
http://www.youtube.com/watch?v=8SiZBn54aiU
http://www.youtube.com/watch?v=9OnDh4pxU7Y

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アルキメデスの原理による海面上昇否定の是非 武田邦彦を始めとした,池田清彦,渡辺正,薬師院仁志,山形浩生,伊藤公紀,岩瀬正則などの地球温暖化に対する懐疑論 レジ袋の是非を問いたい エコバック エコバッグは環境に優しいのか 温暖化って本当なのだろうか その疑問をお答えしたい 懐疑論を否定する論理は容易であるが文章家することはとても労力を必要とする 浅草キッドの水道橋博士や宮崎哲弥は「博士も知らないニッポンのウラ」によって染まったようだ

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コメント

「ペットボトルは燃料に成るほどに燃焼エネルギーを発生させない」についてもう少しレクチャー戴けないでしょうか?

私も 「樹脂類をゴミ焼却の助燃剤にしたりするより、それらをリデゥースして原料消費を浮かせて、その石油を炉に注いだ方がよく燃えるだろう。」 と直感的には、そう思っていました。

最近の樹脂類は自己消火性が高いモノが多いことと思います。
やはり、一般的には「自己消火性」と「燃焼エネルギー」は反比例するものなんでしょうか。

投稿: fmeo1 | 2009年3月25日 (水) 19:09

PETは、「自己消火性」というものではなく、「発火や引火をしにくい物質」というのが正しいですね。

PETが燃えにくい成分である科学的理由(簡単に言えば分子が鎖状になりやすいから)を詳しく語るのは面倒ですが、ペットボトルが燃えにくい性質でなくてはいけない理由は簡単です。

ペットボトルはリサイクルが可能であることを理由にPET樹脂を採用したわけです。「△1」のりサークルマークを付けて。
熱を加えても燃えずに溶けるだけ・・・そういう成分を目指して開発されたもの、それがポリエステルの一種、PET樹脂なわけです。

つまり、燃えずに溶けるだけ=燃えにくい物質ということです。
燃えにくいということは、酸素と結合しにくいということであり、そのPET成分からエネルギーが発せられにくいということです。

少なくともPETは重油の代わりになるような「着火材」にはなり得ません。

投稿: Snow | 2009年3月26日 (木) 00:07

ライターの火力と焼却炉の火力を混同してない?

生ゴミを焚き火の中に放り込む
焚き火にペットボトルと一緒に生ゴミを放り込む

焚き火の条件は同じ

どっちが生ゴミを焼却出来るでしょうw

ペットボトルはただの石油より火が着きにくいだけで、燃料にならないわけじゃないw

ペットボトルをリサイクルして石油に戻すのとどちらが良いかって話なのに、アンタは曲解もいいとこw

投稿: | 2012年8月27日 (月) 10:40

私は武田先生の大ファンです。私は大学で数学を専攻しました。武田先生の議論はマクロ的というか、本質的というか、微に細に分け入った上でアピールすべきことを述べているということが強く感じられます。議論の大まかな方向性、妥当性が前面に出ている点が、卓越した本当の専門家だ、という感じがします。なによりも正直で、率直な態度をとられる方です。人間的に大きな方です。

割り算という演算が有理数の集合を創造し、極限(すなわち微積分)という演算が実数の集合を創造した。・・・読む人を知的に引きずり込む、そういう文章を私は読みたいのです。

ドカンと胃の腑にくる、半オリジナルな文章を所望します。

投稿: symplectic | 2012年10月31日 (水) 02:23

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