« 放送禁止のニュース | トップページ | 20世紀少年 エキストラ 第2段 »

2008年9月25日 (木)

「偽善エコロジー」について 1-8 「温暖化と海面上昇」

「偽善エコロジー」
武田邦彦が書いた環境問題ネタの本だ。

武田邦彦は、「温暖化で海面上昇はしない」、と主張する。
センセーショナルで、世間の反響も大きく、今や彼の代表的な提言でしょう。
しかし、よく聞いてみると疑問も多い内容です。

この問題は私が彼について疑問を感じ始めるキッカケとなったものです。 テレビ番組「太田総理」にて池田清彦が発言していた内容がこれであり、この論理の発信元を追ったところ、武田邦彦に行き着いたわけです。
以下のリンク先にて、その番組への意見を書いています。
アルキメデスの原理と地球温暖化

 

武田邦彦は言う。
「北極や南極の氷が解けても海水面は上がらない」
彼の論理はこうです。

北極の氷のほとんどは海に浮いている。浮いている氷は「アルキメデスの原理」によって解けても水面は上がらない。

小学6年生からメールが来たそうです。
「家で実験してみたらその通りになった」
だそうです。
そりゃそうだ。アルキメデスの原理は科学的に確立された摂理ですからね。正しく実験を行えば誰でもこのような結果に成ります。
問題なのはこの現象ではなく、海面上昇を語るときにアルキメデスの原理を持ち出すこと事態が間違いだ、ということです。

アルキメデスの原理とは、
体積と重さの関係を説いた論理です。Wikipedia
一応、説明しておきます。
氷が水に浮くのは、水が凍ると膨張するのでその膨張分だけ氷の分子密度は水の分子密度よりも小さくなり軽くなるから。 水面の上の氷は膨張して増えた体積分だけ顔を出している訳です。沈んでいる体積分が元の水の全体積だということです。

「水面の上の氷は膨張して増えた体積」と言いましたが、北極の氷の場合、厳密にはそうではないはずですけどね。氷の中に大気が気泡となって閉じこもっているから、浮力は氷以上にあるはずですが・・・、ま、これはどうでもいいです。このことで武田邦彦を否定するわけじゃないです。

武田邦彦が間違っている理由、それは・・・。
地球温暖化による海面上昇を促す氷の解氷とは、北極海に浮かぶ氷の解氷ではなく、グリーンランドや南極大陸の陸地の上の氷床が解けることを指しています。
小学生が実験して「その通りになった」からといってそれが温暖化の何を証明しているわけでもありません。その実験が海面上昇の何を物語っている訳でもありません。

海面上昇を説明しえる正しい実験方法を紹介しましょう。
以下の映像が実験の様子です。(私の自作です)
右のコップが、北極海に浮いた氷を模しています。
左のニンジンの入っているコップが、グリーンランドや南極大陸を模した陸地の上の氷が解けた時の様子だと思ってください。

やはり右のコップは「アルキメデスの原理」、または小学生が実験したとおり、水面は上昇しません。
しかし、陸地のある(ニンジンの入ってる)左のコップは、時間がたつにつれて、氷が解けるにしたがって水面は上昇していますよね。
見てれば当然って感じの実験ですけどね。 武田邦彦はこの双方の簡単な現象の違いを混同しているわけです。混同したまま世間に論を説いているんです。

アルキメデスの原理についてはこの程度で良いでしょう。

 

次に武田邦彦が示しているのが、「暖かくなると南極の氷は増える」、です。
彼は、「冷凍室にお湯を入れると湯気で霜が増える。それと同じです。」と説いています。「よって温暖化しても氷の量は減らない・・・」と。

良いでしょう。
説明しましょう。
実は、南極は温暖化によって「降雪量」が増える傾向にある可能性があります。一部の観測によってそれは確認され、IPCCでもその事実は認めています。武田邦彦はこれを脳内引用して上記のようなことを発言しているものと思われます。

確かに、南極にて氷の量が増えている箇所は在るんです。 しかしそれは一部が増えているだけ。 それ以上に解けている場所が多いのが現実です。
この著書の中で彼は、「(南極中心部の)気温は、現在マイナス50℃ですから、2~3℃高くなってもその状態は変わりません。」と説いている。 また、「IPCCが『気温が温暖化すると、南極の氷が増える』と言っていることと符合します」と言っている。
では、はやり南極の氷は増えることになるのか。
ここに「真実の中の嘘」が有る訳ですね。

IPCCの発表では例えば「グリーンランドでは、内陸は降雪量増加により氷量増加しているが、沿岸ではそれを上回る量の氷床の浅薄化が進んでいる」と説明している。この辺で武田邦雄は大きな説明責任を怠っている訳です。一方だけを語り、自分に都合の悪いほうは語らない。
また、彼の言いようではまるで「南極大陸全体の氷の量が増えている」と言わんばかりだが、実はこのイメージも全く違う。
Ar4wg1f41719_01
上記の図を見ても解かるとおり、殆んどの場所は緑色であり、氷の量は変わっておらず、一部が赤くなって(増えて)おり、一部が青くなって(解けて)いる状態だ。またグリーンランドのグラフや、南極の▼印でも解かるとおり、ビジュアル的にみて氷の量が減っているであろうことが解かるだろう。そして実際に観測と計算によって減っていることが解かっています。
※▼は氷床の厚さが30cm以上薄くなっていることが確認されている場所(陸地)です。

彼は「南極はマイナス50℃ですから2~3℃高くなってもその状態は変わらない(氷は解けない)」と言うが、実はこの辺にも大きな間違いが有る。
確かに南極の極寒地域ではマイナス50℃になる。 しかし南極全体がそうなっている訳ではない。Kishou_nan_01
例えば、気象庁発表の日本の南極基地「昭和基地」の気温推移を見ると右の図(エクセルによる自作)の様になる。(気象庁:昭和基地の記録) 夏には氷が解けるに充分であろう気温に達している事が解かるだろう。 論より証拠。画像検索にて昭和基地の写真を見てください。夏の大地に殆んど氷が無いことが解かるでしょう。・・と言うかそういう場所だからこそ基地を造ったんでしょうけどね。 南極だって充分に氷が解ける気候なんです。
ちなみに昭和基地は南極大陸の北東部にあり、上記地図のちょうど緑色の部分になります。氷の量に変化は見られない地らしい。 なるほど気温の変化も無いはずです。

 

彼は著書の中で、案の定アル・ゴアの「不都合な真実」を持ち出して「海面上昇6メートルはありえない」と説く。
この事に関しては実は私もそう言いいたかったことも有ったんです。 「アル・ゴアは眉唾だ」と。 以前私自身が簡易計算した結果からも、またIPCCの予測数値からも、海面上昇に関しては50~100cmが頃合だと考えていました。 しかし、私は最近アル・ゴアに対する眉唾な想いを払拭しています。 詳しくは「温暖化による海面上昇の数値を考える」をお読みください。 私は「6m論」を信じきる訳では有りませんが、今では可能性として多いに研究するべき内容だと考えています。 この中の「ティッピング・ポイント」や「ムーラン」の状況を見ると、武田邦彦のいう「6m上昇するのに数千年かかる」とは言えなくなるわけです。 彼はIPCC報告の何をもって「数千年かかる」と言ってるのか不明ですが。

海面上昇に関して武田邦彦は、「10cmくらいは上がるだろう」、「海面上昇は海水の熱膨張によって起こりえる」と言っている。
そうですか。熱膨張に関しては何も言う事はありません。その通りです。
Ipcc_ar4_wg1_spm_jpn_rev3_spm3ar4_210cmとは何でしょうかね。 IPCCの予測のシナリオB1という「温室効果ガス50%削減」を実行(しかも2000年から実行)したと仮定した数値でも18cm上昇するとされています。 その数値は南極やグリーンランドの氷が解ける分も考慮されてますが、もしかしてその分はあくまでもゼロであると主張し、海水の熱膨張だけを考慮した数値として「10cm」と主張しているのでしょか。 でしたらピッタリですよ。10cm。(右図参照)
・・・でも、温室効果ガス50%削減データを採用しちゃって良いんですかね。 彼、「削減はバカらしい、バンバン石油を使え」って前の項で言ってましたよね。 削減しなかったらもっと上昇することに成りますけど・・・。 また彼得意の支離滅裂のパターンなのでしょうか。

 

ツバルの海面上昇に関してです。
武田邦彦は、「ツバルは地盤沈下の影響だ」と言っています。「ツバルの海面上昇はハワイの大学のデータで5cmの上昇」だとも言う(実際のデータは「年平均5.9mm(10年で5.9cm)」ですが、その辺の端折りは良しとします)。 また「ツバル周辺のデータはハワイ大学しか持っていない」と言う。
オーストラリアの政府系研究機関SPSLCMPはツバルにて1991年からの13年間で7.5cmの海面上昇を確認しています。この中でハワイ大学のデータも引用していますけどね。 そしてSPSLCMPはツバルだけでなく、フィジー、トンガ、サモアなど周辺の主要な島々での調査で同程度の海面上昇を記録しています。 ちゃんと世界はあの地域を多角的に調査してますよ。ご安心ください。武田さん。
実は私もツバルのあの異様な光景に関しては眉唾です。 ツバルは地盤沈下の可能性を感じます。 また海岸線の浸食の様子は例えば島周囲から海砂を採取した可能性を示唆していてとても海面上昇を理由にした環境変化とは思えない(海砂採取などの事業記録を私は確認していないので何とも言えませんけど)。 海底を人為的破壊した為に海岸線は浸食し、またそこから海水が浸入し陸から海水が湧いたりしている、そんなストーリーを私は感じます。 その辺を私は現地に行って調査してみたいですよ。もし研究チームだったら・・・。
しかし私はそれをネタに「海面上昇はウソだ、海面上昇はたいしたこと無い」と言いたいわけではない。SPSLCMPのデータがIPCCなどが想定する地球温暖化での数値をたたき出していることは明確であり、ツバルの叫びは置いといて、ゆっくりとした確実な海面上昇は観測されていること、そしてそれが危機的状態であることを私は認識します。
彼は「5cm程度たいしたこと無い」と言ってますけどね。高々10年程度の数値です。それで5cm、または7.5cmですよ。 これで危機を感じないというのが私が彼を科学者として信じられない理由です。

 

武田邦彦は言います。
「50ヘクトパスカル低下した程度(台風並みの気圧)で海面は50cm上昇する。数十cm上昇しようとその程度のことでは人間社会に被害は出ない」・・・という内容のことを言っています(要約しました)。・・・被害は高潮程度だという事ですね。
大きな間違いです。
例えばIPCCの予測する「59cm海面上昇する」というのは、一時的な気候によって上昇するのではないのです。海面位置の平均が上昇するわけです。59cm海面上昇した世界で台風が来たら、それに上乗せされる数値で高潮は起こる訳ですよ。 堤防だってそう。今までリミットギリギリだった堤防がプラス50cmになることで完全に使い物にならないわけです。 例えば今まで0cm+高潮50cmだったのが、59cm+高潮50cmになって1m以上水位が上がって完全に洪水でしょう。 世界中の熱帯低気圧上陸地で2005年ニューオリンズのような惨状を毎年の様に繰り返してしまう可能性があります。世界中の海岸線を護岸することなんて100年後だって無理ですよ。
この辺の危機認識能力が、彼には掛けているのでしょうね。

 

「偽善エコロジー」検証目次に戻る・・・



アルキメデスの原理による海面上昇否定の是非 武田邦彦を始めとした,池田清彦,渡辺正,薬師院仁志,山形浩生,伊藤公紀,岩瀬正則などの地球温暖化に対する懐疑論 レジ袋の是非を問いたい エコバック エコバッグは環境に優しいのか 温暖化って本当なのだろうか その疑問をお答えしたい 懐疑論を否定する論理は容易であるが文章化することはとても労力を必要とする 浅草キッドの水道橋博士や宮崎哲弥は「博士も知らないニッポンのウラ」によって染まったようだ

|

« 放送禁止のニュース | トップページ | 20世紀少年 エキストラ 第2段 »

環境問題」カテゴリの記事

コメント

コメントとTBどうもありがとうございました。
環境問題がクローズアップされるにつれて「売らんかな精神」でとんでもない本が続々と出てくるようですね。
丁寧で説得力ある反駁をなさっている点に心から敬服いたしました。

投稿: 高峰康修 | 2008年9月30日 (火) 02:57

>高峰康修さん

ありがとうございます。
自然環境や社会構造に関して少しでも進歩した未来を願いたいものです。

投稿: Snow(ブログ主) | 2008年10月 1日 (水) 05:11

>・・・でも、温室効果ガス50%削減データを採用しちゃって良いんですかね。

あ!言われてみればそうだ。彼の理論では、削減に意味はない、のだった。


IPCCのシミュレーション予測値は、氷床の流出量増加を考慮に入れられていないので、現実にはもっと高くなるようですね。

投稿: 綾波シンジ | 2008年10月19日 (日) 04:53

>>綾波シンジさん

どうもお世話様です。

武田邦彦の主張って間違い探しのパズルのようで、そういう意味では楽しいですね。

投稿: Snow(ブログ主) | 2008年10月19日 (日) 14:39

文系人間なので、「地球温暖化問題」では意見の相違点
検証する力はありませんが、ここ2週間ほどいろいろな
本を読んで、とりあえず情報だけは収集しております。

地球の寒冷化を懸念する学者もいらっしゃって、数年後
には「温暖化」か「寒冷化」か、ほぼ方向性がはっきり
するだろう、と書いてありました。

どの主張(説)が正しいか、今の自分には判断しかねる
ので、この方のように数年後にもし方向性が分かれば、
それで一応決着がつくのかな、と…。

学者が書いた本ではありませんが、近藤邦明さんという
市井の個人が書いた「温暖化は憂うべきことだろうか」
(不知火書房)が、個人的に参考になることが多かった
なあ、という印象なのですが、もしこの本の内容に関し
て、反論など、ご指摘頂けるご意見がありましたら、是
非お聞かせ頂ければ、と存じます。

お忙しいなか精緻な分析をされていて頭が下がります。
またいろいろご教示、ご示唆を頂ければ幸いです。

投稿: YW | 2008年11月16日 (日) 15:14

>>YWさん
コメントありがとうございます。

せっかくの本の紹介と検証の依頼ですが、私はこんな本を買いたくはありません。検証や反論をするには購入しないと不自由です。

近藤邦明さんというのは、典型的な「温暖化問題懐疑派」と呼ばれる部類の人です。本を読んでいないので細かい氏の主張は知りませんが、Amazonの紹介文を読むとパターン的に解かります。
「CO2で温暖化はしない」という部類の主張はパターン的にアメリカの石油利権派の学者が主張するものを模倣して書籍化したものです。反論し尽くされた部類の主張ですが、今までそれらに興味なかった人達にとっては、今読むと新鮮な情報に思えるのでしょうか。

例えば、Wikipediaの「地球温暖化に対する懐疑論」という項目を読んでください。

「CO2と温暖化の科学的な関係」についての説明は以下のページにて行っています。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2007/12/co_d147.html
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2007/12/co_d147.html

「私は文系だから」というのは間違いです。
そもそも人間の脳に理系も文系もありません。
有るのはその人の興味の方向、性格だけです。

今まで貴方は理科に興味が無かったから理解しようとしていなかっただけ。興味が無いことで理解力が湧かなかっただけ。私は理科好きな理系人間です。古文や英文は苦手ですが理解できない訳ではありません。温暖化に興味や危機感を感じるなら、貴方も苦手なりに自分なりの正しい理解の積み重ねによって、論の正しさを検証してみてください。「知りたい」と思ったと言う事はそれは「興味の始まり」「理系の始まり」です。

投稿: Snow | 2008年11月16日 (日) 21:31

ご返信、ご回答を添えて頂き、ありがとうございました。

いままで文系中心の知識ベースで学んできたので、いきなり理系の高度な知識やパラダイムにはなかなかついていけない、という感じがしておりますが、おっしゃる通り、理解しようとしてできない訳ではない、という点は僕もSnowさんと同様なのでしょうね…(たぶん)。

ところで、この問題に興味を抱いたのは今年の5月の新聞の記事(以下に概略)からでした。

5/12(日経13) 温暖化原因めぐり慶応大で討論会 聴衆、人為説支持5割
「(前略)結論は出なかったが、討論会終了後のアンケート調査で人為説支持52%、不支持29.6%、分からない18.4%だった。討論開始前と比べ支持が約4%低下。」

それまで温暖化人為(二酸化炭素原因)説は間違いないという漠然たる認識で過ごしていたのですが、この時の聴衆のほとんどが「気象予報士」で、しかも討論後にその気象予報士の方々の「支持が約4%低下」とあったので意外な思いがしたのです。

それから少しずついろいろな考え方や理論をかじるようになりましたが、僕の中ではまだ結論は出せません。

近藤邦明さんがどういう方は存じません(著者プロフィールでは「自営業」となっていましたが…)。

ただ、僕のつたない読解力では「石油枯渇の時点で人類の近代文明は終息する<定め>にある」という考え方の筆者であるように読めました。この方が石油利権派ならそういう感覚で石油をはじめとする人類のエネルギー資源の未来を語ったりしないような気がします。

ともあれ、正しい理解の積み重ねはこれからも可能かもしれませんし、論の正しさの検証もできたにしても、未来の気象状況の正しい予測となると現時点で「断言」できそうに思えないものですから、「数年後にもし方向性が分かれば、それで一応決着がつくのかな、と…。」表現した次第です。

ということで、後数年で結論がでるなら、むしろその時点でその事実(結果)を検証することが、将来の気象予測の方法論や精度を磨く上で意味を持つようにも思えます。

これからも多様な考え方、理論や測定データなどを拝見しながら、自分なりに考え続けていくつもりです。

新しい知見などは、是非またこちらのHPでご披露くださいませ。

投稿: YW | 2008年11月26日 (水) 20:41

なるほど、討論会の結果からの興味だった訳ですね。

討論とは2つ以上の異なった意見がぶつかり合うことですが、複数の人たちがその結果を判断する場合、元々深く理解していた人、表面だけ知っていた人、全く知らなかった人で、結果は違ってくるでしょう。

地球温暖化の討論に対して気象予報士がそれを判断したとしても、それが真の答えのベクトルとは言えません。
気象予報士は地球温暖化の専門家ではないし、既存の気象知識のテストには合格したかもしれないけれど、現在確立中の科学分野に関しては薄い知識しかないという人が多数であることがほぼ断言できます。
その中で安易に「地球温暖化はCO2が原因」と理解していた人の中には、その論に対して熱く反論する論客が出てくれば、その反論に付いていく人もいるでしょう。

元々温暖化問題に懐疑的な考えの人は、短時間な討論会程度じゃ通説の「CO2犯人説」には流れません。29.6%の懐疑派の人は固定されたままでしょう。また「CO2犯人説」を深く理解して支持している人も懐疑派には流れないでしょう。これも30%くらいいるのでしょうかね。
対して一般論として安易に「CO2犯人説」を理解していた残りの人の中には、討論の傍聴によって安易に「懐疑派」に移行してしまう人もいるでしょう。
「一般論への支持が4%低下」というのは予想できる数値だと思います。

これは温暖化問題に限らず、討論会の常だと言えます。それに討論というのは、物事の正しさだけではなく「ディベート力」というのも大きいですしね。

例えばこの「4%低下」をネタに「CO2犯人説は否定された!?」とかニュース記事になったとしたら、それはメディアが使う数字のマジックであって、衝撃的な表題を打って記事を売りたいが為の行動です。受け取る側、読み手としてはその部分に「メディアリテラシー」が必要になってきます。

 

>この方が石油利権派ならそういう感覚で石油をはじめとする人類のエネルギー資源の未来を語ったりしないような気がします。

近藤邦明氏が「石油利権派」の文章を引用したであろう事は言えますが、その事で「近藤邦明氏は石油利権派だ」と断言はしていません。
世の中には様々な理由で「CO2犯人説」を否定している人がいますから。
ただ、懐疑論を語る上での材料の多くをアメリカの「石油利権派」が作り上げたことは事実で、懐疑派の人たちはそれを便利な道具として使っています。その事を私は指して言いました。

それと、「石油枯渇の時点で人類の近代文明は終息する<定め>にある」と言っている事で、「その人は石油利権派ではない」と結論付けることは出来ないと思いますよ。対議する話ではないですから。

例えば、その話から「どうせ石油が枯渇すればその後はCO2問題なんて消えちゃうんだし・・・」と言うのであれば、これは武田邦彦と同じような論理の誘導だし、論理の怪しさが予想できますね。
このことへの反論は以下に書いています。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2008/09/1-6-co2-b0bf.html

投稿: Snow | 2008年11月27日 (木) 00:19

YWさま
よこから失礼します。(Snowさま:すみません)

その新聞記事のネタは、私もどこかで見たことがあります。

>複数の人たちがその結果を判断する場合、元々深く理解していた人、表面だけ知っていた人、全く知らなかった人で、結果は違ってくるでしょう。

これはまさにそうですね。「気象予報士」についても、snowさんの言うのが現状だと思います。(気象系の研究者で、気象予報士を取っている人はそんなに多くない。取ろうと思えばとれるのだけど)

反論する側の人がどういう人であったかは、詳しくは存じませんが(肯定側に住先生、反対側に丸山先生などが出ていた討論会?)、どっからか出てきた怪しげな資料を突如として持ち出して、自信満々に述べられるものですから、信じてしまう人もいるかもしれません。(近藤氏の「温暖化先行>CO2後追い論」などは、誤解に基づくもので、その典型です。)かたや、突如そんな意味不明な理解に基づく理論を述べられた肯定側は「???」となって反論出来ない……そんな状況で「勝ち負け」のような判断をされても、どうしようもありません。


>近藤邦明さんがどういう方は存じません

近藤氏は、槌田敦氏のお友達です。
例えば、コチラの資料にもその検証は載せられています
http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/

>石油の枯渇

石油に関しては、ピークオイル論というのが確かにあります。これに関しては、Snowさんは既にご存じのコチラのブログ
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/
で、熱心に説かれています。


>後数年で結論がでるなら、むしろその時点でその事実(結果)を検証することが、将来の気象予測の方法論や精度を磨く上で意味を持つようにも思えます。

これに関しては、数年後を待つまでもなく、常に研究界では行われていることと言えます。特にモデルの信頼性に関しては、それを作った方が、一番「疑問を持って」取り組まれていることでしょう。

投稿: 綾波シンジ | 2008年11月27日 (木) 05:03

いろいろご意見やご指摘を頂き、ありがとうございます。

5月以降は、科学的な研究の中身について興味を抱くようになりましたが、それ以前は「地球温暖化」でも特に「二酸化炭素温暖化主犯説」を前提にした「温暖化効果ガス排出削減」に関する多くの取り組み方に釈然としないものを感じ始めていたので、5月の新聞記事は僕には認知的に協和しやすかったと言えます。

また、そういう経緯だったこともあり、現時点での僕は「地球温暖化(または寒冷化)」の問題と「二酸化炭素主犯説」は、ある意味で別の問題として考えた方がいいのではないか、との立場でもあります。

気候変動が人類に災厄を齎す、と見ればそれは「問題」です。その「問題」を解決できるものならなんとかしよう、と考えるのは自然なことです。
これは単純に「地球温暖化(または寒冷化)」という「問題」になります。

「地球温暖化(または寒冷化)」が憂うべきことである、との前提で、その問題の解決に明確に実効ある実践が、人類の活動を仮に100%コントロールできたとして果たして可能なのかどうか。

地球温暖化(または寒冷化)に人類は深く関わっているのか、また責任ある行動をとれるだけの存在なのか、と考えてくると、気候変動の「原因」に対して人類が関与可能で、変動を抑えるだけの影響力を行使できるだけの力があれば、換言すれば、人類にとって憂うに値する気候変動が、我々の生活をコントロールすることで収束に向かうといえるのであれば、「原因」の解消に向けて、具体的に採れる行動を選択することになります。

そこで、「原因」は何か、という部分で「二酸化炭素主犯説」というひとつの科学的な考え方がいま主流になっていて、その説を前提にして、いくつかの国、政府、団体などがその「原因」を解消すべく実践を現に始めている、ということなのだろうと思います。ここに至って「二酸化炭素温暖化(もしかしたら寒冷化も?)主犯説」にまつわる議論がでてくる、と思われます。

「二酸化炭素主犯説」の科学的な論争はこれからも続くと思いますが、その科学的な真偽や妥当性という面の他に、僕がどうしても気になって仕方がないのは、「二酸化炭素主犯説」に基づいている「排出権取引」や「カーボンオフセット」のことです。

これに関する漠然とした疑問が、最初に述べた「釈然としないもの」の中身です。

経済学者の宇沢弘文氏の意見を知り、この問題(カーボンオフセットや排出権取引など)について僕と同じ感覚の人がいたのだ、と安堵しつつも、前提となっている「二酸化炭素主犯説」が覆れば、またそうであったにしても「原因」解消への人類の関与可能度が低ければ、世界的な規模でいま動いている「排出権取引」や「カーボンオフセット」などの制度は根拠を失うことになる訳ですから、勢い「二酸化炭素主犯説」の真偽をどうしても確かめたい、という気持ちになってしまいます。

僕の場合の探求心のモティヴェイションは、以上のように理系に軸足を置いている方とはちょっと違うかもしれません。アプローチの方向性は異なりますが、科学的な真偽を確かめたいという思いが強いことはお分かり頂けるかと思います。

また新たな知見などを、大いに学ばせて頂くつもりです。

ご教示、ご示唆を頂き、ありがとうございます!

投稿: YW | 2008年12月 5日 (金) 19:44

>>YWさん

そうなんですよね。
「排出権取引」や、その一つの方法「カーボンオフセット」に関しては、私も今後が心配です。

例えば「先進国企業が発展途上国の環境改善を図り、その分のCO2削減分をその企業が得る」または「発展途上国が環境改善に尽力し、その分を先進国が買う」というのは、途上国の環境改善を促す行動であって有意義なことです。
今後ポスト京都議定書で途上国も削減義務を負う流れに成りそうですが、その時まで環境改善を待つという流れを作らない方法として有意義だと私は思います。

例えば日本の国内で「企業Aの改善効果を企業Bが買う」という排出権取引もありますが、これに関しては性善説が必要になってくる気がします。

排出権取引の多くはズルの温床に成りかねないものでしょう。
そして、「排出権取引」が単なる数字の埋め合わせに成ってしまう未来も想像でき、ほおって置くと数字やルールに目が眩んだ人による性悪説の流れとなっていきそうで不安です。

実際、排出権取引の現場の映像をテレビなどで見ると、まるで株取引のデイトレードでもしているかのようで・・・

「排出権取引」というのは、サブプライム問題などを生み出した「金融工学」という存在に似ています。取引というのは人の行動が絡んでくるものであって、将来的に「初期の思惑、予定」が保障されたものではない。本来その意味では「工学」というにはおこがましい存在です。
そして「排出権取引」も、将来的に思惑通りに行く保証は無いのでしょう。

代わりに木を植える、代わりに省エネをする、またそれを促すルールなど、すべてはいい流れのはずなんですけどね。そこに「取引」とか出てくると、怪しさを感じてしまいますよね。

不安の原因は「取引の意義」ではなく「それを扱う人間が信用できないこと」なのでしょうね。

投稿: Snow | 2008年12月 5日 (金) 21:44

こんにちは。読ませていただきました。あなた様は武田さんの理論は嘘だから、信じないほうがいいという主張ですか?私は、武田さんの活動には賛成派です。排出権について、武田さんテレビで「お金があっちに行ったりこっちに行ったりをしているだけで、CO2はぜんぜん減らない。」中国が先日の演説で、エコ技術の提供と資金の援助をしてくれれば参加するとったのを私も見ましたが、この件にも、「莫大の時間とコストをかけて培ったエコ技術を無償提供するなんて納得いかない」「他人のふんどしで相撲をとろうというのが納得いかない」といっていました。
あなた様は納得いかないでしょうが、私は武田さんの説がどうであれ、地球温暖化をうたい文句に、日本の技術やお金が流出するのを阻止する活動に賛成です。
しかし民主党になって、ますます、排出権や技術の流出が現実になっている今、武田さんの活動はすばらしいものだとおもいます。あなた様が武田さんはまゆつばものとか批判すると、世論が排出権などお金にまみれたこの政策をどんどん進めて行こうととなるのが心配です。

投稿: | 2009年10月 2日 (金) 10:02

あ~、「エコ技術の提供と資金の援助」って、技術流出だと思ってるんですか。
そりゃもっと経済の勉強が必要ですね。
そして武田邦彦っぽいテキトウな意見ですね。武田邦彦に感化されてますね。

「エコ技術の提供」というのは「エコ製品の販売」です。
「資金協力」というのは「円借款」です。
つまり、ODAによるエコ協力です。
日本の損にはなりません。利益です。
あ、「中国にエコ製品を提供するなんてもったいない」と考えるのであれば何も言わないですけどね。根本的な考えが違うだけで。

そしてこれは「排出権取引」とは関係ないものです。
私もね、排出権取引については懸念も多いです。
ただあなたの理解は、間違いが多そうですね。

温暖化問題やその対策について懐疑的になるのは良いですけど、もっと正しい理解のもとで意見を確立したほうがいいですよ。

投稿: Snow | 2009年10月 2日 (金) 17:11

2009年10月2日(金)10:02の方に、横からコメントさせてください。

: Snow | 2008年12月 5日 (金) 21:44

>あなた様は武田さんの理論は嘘だから、信じないほうがいいという主張ですか?私は、武田さんの活動には賛成派です。

「科学者」を名乗りながら、ありもしないデータを持ちだしたり、各現場で明らかに間違い(もしくは時代遅れ)とされていることを、さももっともらしく、世間に流布しているのが、武田さんの主張の問題なのですよ。

>私は武田さんの説がどうであれ、地球温暖化をうたい文句に、日本の技術やお金が流出するのを阻止する活動に賛成です。

あなたは論客が「嘘とわかっていて支持する」のでしょうか?だとすると、議論とは、嘘をつきあう場ではないので、議論の相手にもなりません。
あなたの政治的立ち位置と同じで、かつ、武田さんの消長とは違って、真面目に論陣を張っている方に、非常に失礼なことになります。真面目な方を応援されると良いのではないでしょうか?

投稿: 綾波シンジ | 2009年10月19日 (月) 19:15

・・・うーん、確かに地球は温暖化しているし、人類が排出する二酸化炭素も影響を与えているのでしょう。
が、100年後の0.5度の温度上昇をたかだか6年先送りにするためだけに毎年世界中で数百兆円も投資する(京都議定書)というのは、どうしても愚行としか思えません。
武田氏の著作に科学的な不誠実があるというのは事実なのでしょう。
ですが、いわゆる温暖化防止論者の皆さんは誠実ですか?私にはとてもそうは思えません。
現在の二酸化炭素排出削減は100年後の災害に対する最善の対策ではないでしょう。コストパフォーマンスが悪すぎますもの。(そもそも通常使われる割引率を使ったら100年後の災害で被る被害額の現在価値なんてほとんどゼロですし)
海面の上昇をはじめとする各種自然災害には100年後の技術で個別に対処するのが安上がりで効果的な正解ではないですか。
地球温暖化は人類が抱える問題のうちのひとつに過ぎません。伝染病、飢餓、内戦といった喫緊の問題に優先して取り組むべき時に、恐怖を煽り、恫喝して温暖化の問題を実際よりも遙かに誇張してみせるのは犯罪的な愚行だと思います。

投稿: | 2009年12月 5日 (土) 03:19

割引率・・・ね。 金利・・・ですか。

なるほど。
家が火事になったとしても保険に入ってるから大丈夫。
法隆寺が焼けたとしても、ちゃんと保険に入ってるからその保険金で建て直せばOK・・・というパターンですね。


>地球温暖化は人類が抱える問題のうちのひとつに過ぎません。

そうですね。
そういう話は私は別のところでやってます。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2007/02/post_4505.html

あ、あと、
「100年後の0.5度の温度上昇をたかだか6年先送りに」
ってのは、数字も考え方も、全然的外れですよ。

投稿: Snow | 2009年12月 5日 (土) 08:57

南極全体平均気温が-50℃です。局地では-80℃にもなります。
南極にも季節があり夏と冬では全く違うんですよ。
沿岸部では最高気温が15℃くらいになり氷は溶け出すんですよ。それに昭和基地は沿岸部に近いんですよ。

あなたが出してる温度分布図は夏のものでしょ。
そんなので武田氏のことを批判できるんですか?
あなたは武田氏が言ってる話の本質が理解できてないようです。武田氏が言ってるのは単純に温暖化か寒冷化かなんて問題じゃないんですよ。

投稿: DEDE | 2010年1月 6日 (水) 21:49

>>DEDEさん
コメントありがとうございます。

-80℃だの、沿岸部は15℃だの、それによって私の話の何を否定しようとしているのでしょう。
そして「温度分布図は夏」ですか。南極とグリーンランドの地図のデータのアレですか? アレはですね、夏とか冬とかそういうものじゃない。そういう見方をするデータじゃないんです。経年変化の推移なんです。プラスマイナスの数値。IPCC4次報告書からの抜粋なので、報告書にてデータについての説明をよくご覧ください。

あなたが何を言いたいかは理解してますよ。でもね、それでは私の話は否定できません。

あなた、武田邦彦がどういう思考で論を講じているか理解できていないんですね。
私はね、実は武田邦彦と同じ感情で環境問題を見つめている節があるんですよ。そして武田邦彦はその感情に流されて論じている。私は感情を理性で抑えて地球を客観的に論じている。感情が同じ方向であるがゆえに、武田邦彦が何を考えて理論武装しているかが私には丸解りなんです。

投稿: Snow | 2010年1月 7日 (木) 09:22

地図のデータは私の勘違いですが、武田氏が言ってるのは世界が沈むようなクライシスは起こらないといってるのであってそれ自体が問題かどうかはまた別の話なんですよ。テレビでも度々出てますがそういった前置きを話してますよね。
例えば59センチ上がるのであれば防波堤も59センチ高くすれば済む。つまり将来的に対応可能な範囲の話を世界のクライシスであるかのように不安感を煽って、世界がおかしな方向に向かって動いてることに対するものなのですよ。

温室効果ガスの削減はいいですが削減してどれくらいの温度抑制になるのかメディアは具体的な数値を一切出しませんよね。
これが本質です。あなたは本当に理解できてるのですか?

投稿: DEDE | 2010年1月 9日 (土) 01:32

>例えば59センチ上がるのであれば防波堤も59センチ高くすれば済む。


私は本文の最後に「世界中の海岸線を護岸することなんて100年後だって無理ですよ」と締めています。つまり私は「高くすれば済む」という結論は安易だと考えるわけです。
また、海面上昇の問題は温暖化問題の一部でしかないわけです。つまり、温暖化とは異常気象を伴うものであり、異常気象は水位に関して言えば「高潮の大規模化」という現象も生み出すわけです。「海面上昇59cmだったら防波堤を59cm高くすればいい」っていう単純計算は安易なわけです。


>メディアは具体的な数値を一切出しませんよね

メディアがどうだかは知りませんが、科学者である武田邦彦はその予測データの所在を知っているはずですよ。彼はIPCCなどのデータは否定していないようですしね。
「CO2削減の是非」と「予測」については以下で述べています。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2008/09/1-6-co2-b0bf.html

投稿: Snow | 2010年1月 9日 (土) 11:29

>温暖化とは異常気象を伴うものであり

それ自体何も証明されてませんけどね。

>世界中の海岸線を護岸することなんて100年後だって無理ですよ。

CDMで発展途上国に貢献するとか言ってるくらいなんだからできますよ。それで解決しない理由はないですね。

投稿: DEDE | 2010年1月10日 (日) 03:02

>DEDEさん
CDMですか。
ODAならまだ解りますけどね。
あなたCDMの何たるかをもう少し理解した方がいいです。

>それ自体何も証明されてませんけどね。

なるほどtyphoon

投稿: Snow | 2010年1月10日 (日) 08:11

ODA?何を言ってるのか不明ですが結論をいえば
仮にテレビで喧伝されている地球温暖化問題が本当だったとしてもね、気候変動を予測するのは科学の役割だけど資源節約・生活レベルや経済活動の縮小を実行するのは国民。
日本が温室効果ガスを2020年までに25%削減して具体的にどれくらいの温度上昇抑制に寄与するのかって数字を出さずに危機感を煽って参加させそれが慈善活動であるかのような錯覚を与えるのは中共のそれとたいして変わりない。何の疑問も持たずに誘導される国民にも問題があるがこういうやり方を看過すべきではない。
武田氏が主張してる話も総括するとそういうこと。

投稿: DEDE | 2010年1月14日 (木) 16:53

>>DEDEさん

私に言われましてもね。
私はこれまで「CO2削減しろ」とか「削減するのは人間の義務だ」みたいなこと言った事ありましたかね。「削減した方がいい」とは言いますけどね。
世の中の政策に反対ならば各種選挙の時にでも訴えたらどうですか。それとも、環境に関するストレスをただ私にぶつけたいだけですか?もしそうであるならば迷惑だ。

貴方がCO2削減をしたくないならそれで良い。
私は貴方を批判しない。

ただ、「社会の環境的な流れに対して非科学的な論理でそれを否定するな武田邦彦」、と私はこの記事にて武田邦彦に言っているだけだ。武田邦彦の言う論理は科学的に言って滅茶苦茶だという事だ。

つまり、もし「武田は正しい」として「環境活動は面倒くさい」とする貴方の考えを正当化する手助けとするならば、それは間違っている訳です。
「武田は間違っている」と認識したうえで「環境活動なんてやらない」とするならば、それは貴方の立派な主張であり間違ったものではないでしょう。尊重しますよ。
まぁでも、貴方も「科学的裏付け」みたいなものが欲しくて武田邦彦の論理にすがってる訳ですよね。

タバコを吸うことに対して「タバコは本当は無害なんだ」と主張して吸う人と、「タバコは有害だが止められないんだ」と主張して吸う人、私は後者を尊重しますよ。


ああ、そうそう。「CDM」の何が間違っているか教えてあげましょう。「CDM」では護岸工事は出来ないんですよ。温暖化した結果としての災害対策は行えない。「CDM」というのは温室効果ガス削減のための一つの方法であり、危機管理とかに使うお金の仕組みじゃないんです。
だから、どうしても護岸工事したいなら、日本国が外国にお資金を出す手段としてはODA、政府開発援助しかないんです。

投稿: Snow | 2010年1月14日 (木) 17:31

荒らすつもりはないけど、自分の意見を押し付けすぎではない?
自分が導いた答えがそうだから自分が信じる科学がそうだからそれ以外は非科学とは、まるで中世のキリスト教会だな・・・


投稿: 通行人A | 2010年1月19日 (火) 00:34

科学の答えというのは「信じる」「信じない」の問題では有りません。「証明出来るかどうか」「理解」の問題です。

宗教というのは人それぞれで捉え方がある。宗教家は勝手に「自分の思ったこと」を言っていればいい。

しかし、数学や科学というのは事実の積み重ねです。私がここで述べているのは、「意見」や「説得」ではなく「解」です。問題は、貴方が私の文章を「信じるかどうか」ではなく「理解するかどうか」です。

私の「解法」が間違っていると主張するなら、間違いを科学的に証明しなくてはいけません。「間違っていると思う」ではダメです。私は「武田邦彦の解は間違っている」と主張し、その間違いを科学的に説明している訳です。

投稿: Snow | 2010年1月19日 (火) 01:22

気象庁の発表によると、南極周辺の海氷域面積は増えているようですよ。
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/a_1/series_global/series_global.html

投稿: | 2010年2月21日 (日) 13:26

名無しの権兵衛さん、それ表面積の数値です。
その数値が何を示しているのか。

南極の氷の体積は減っている。(IPCCより)
そして表面積は増えている。(そのページより)
つまりその数値が示す南極の氷の動きは、「南極全体の氷床が海にずり落ちてきている」ってことですよ。頭の中でアニメーションさせてみてください。

投稿: Snow | 2010年2月21日 (日) 13:40

初めてコメントさせていただきます。

冒頭の
「北極や南極の氷が解けても海水面は上がらない」
という武田教授の言葉についてですが、
武田教授がこの問題について説明しているのを聞いたことがあるのですが、北極と南極とは分けて説明していました。

少なくとも、武田氏は南極の問題について考える際にアルキメデスの原理を用いて説明しようとはしていないはずです。
その点、彼の考えが間違った形で世に伝わるということがあったとすれば悲しく思います。

また、最後の
「危機認識能力が、彼には掛けている」
とのことばですが、

今現在、環境問題に対する危機感というのは一般に根付いています。彼の意見が、それらを前提とする一般に対する意見であるとすれば、
そこに危機認識能力という言葉を持ってくるのは多少的外れなのではないでしょうか。

また、一部では温暖化の原因がそもそも二酸化炭素なのか?といった根本的なことから疑問がでてきていますし、
IPCCのデータについてもその信憑性について疑問をもつひとがいるのも事実です。

こういったときに大切なのは
「物事の本質を見る目」だと思います。

その点、地球温暖化が進み大変なことになると思い、二酸化炭素を減らすことに頭が一杯になっている今の社会のなかで、
武田教授のような方が今までの一般的認識と違った意見を言ってもらえることはありがたいことだと私は思います。

最後になりますが、彼は、もし温暖化するならそれに対応する社会を作ることが大切だと語っていましたが、私も全くその通りであると考えております。


投稿: kyo-siro | 2010年2月23日 (火) 00:48

>kyo-siroさん
コメントありがとうございます。

「南極の問題」については私もアルキメデスとは別の説明で武田邦彦を否定していますが、それを読み取っては頂けなかったのでしょうか。
彼の主張は「温暖化で南極の氷は減らない」って内容ですよね。冷蔵庫の霜を例にとって説明しています。それで「南極の氷は解けないから海面上昇しない」と主張している。しかし私は「冷蔵庫の霜」と「南極の氷」で現象を同じくするその話の流れを否定しているわけです。それをデータで否定している訳です。


「物事の本質を見る目」
つまり、リテラシーってやつですよね。
私は「温暖化懐疑論」や「CO2犯人説否定論」ってやつを真っ向から否定している訳では有りません。太陽原因説とか宇宙線関連など、面白そうな説は沢山ありますからね。
私は懐疑論を否定している訳では有りません。チンケで非科学的な論調で科学を汚している武田邦彦に対して、私は否定の声を挙げています。

「それに対応する社会を作る」
それは私もそう考えます。
しかし、彼の考え方はそれに加えてもう一枚あるんです。即ち、要約して言うならば、
「せっかく石油社会でここまで発展してきたのだから、日本は金持ちなのだから、金に物を言わせて石油を消費し様じゃないか。CO2削減なんて嫌だ。楽な生活がしたい。」
と言うものです。第一章4項の最後にそれは書かれています。私はそれは間違っていると思うのです。

私が思うに、CO2削減を行ったとしても、ある程度温暖化は進んでいくでしょう。しかし、削減を一切しないならば、削減した時以上の温暖化パワーを地球に与えてしまう事でしょう。
気温が2℃上がってしまう未来と、4℃上がってしまう未来と、その時の環境対応は人類にとってどれくらいの差となって現れるでしょう。

私の考えは、
・環境悪化に対応した社会改造
・そして、環境に配慮した行動
この二つを同時に行うべきだというものです。
そして、武田邦彦の主張には後者が抜けている。いや抜けているどころか逆の事を言っている。それに対して私は彼を否定しているんです。つまりそこに「危機意識」が無いと。

IPCC報告書の信頼性が上下したところで、上記の事は真理だと思いませんか? 温暖化論に係わらず、環境問題の側面において上記は真理だと思いませんか? 「起こったことの対策」と「原因の追及」です。
つまり、「火事で火元を消さずに自分の部屋だけを防火してのほほんとする」かのような彼の考えを私は否定するわけです。
対策できない途上国はどうするんだと思うね。見捨てるのか。ていうか、未来において日本が貧困国に成らないという自信が武田にはあるというの・・・、まぁ武田邦彦はもう歳だし、未来に興味なんて無いのでしょう。

投稿: Snow | 2010年2月23日 (火) 20:17

Snowさん

真剣な返信ありがとうございます。
いろんな意見をもった人の話を聞くのって楽しいなと感じました。

「温暖化で南極の氷は減らない」
については、IPCCの報告書によると気温が上昇すると南極の氷は増えると予測されていると聞いたので、そのように理解していました。


私も
「・環境悪化に対応した社会改造
 ・そして、環境に配慮した行動
 この二つを同時に行うべきだというものです。」

という意見に大いに賛成です。
たしかに、武田さんの意見は反エコないしエコなんてしないでも良い、二酸化炭素なんて出すだけ出せばよいというようにとらえることもできるのかもしれませんが、自分はそうはとらえていません。

海水面が急激に上昇することはないだとか、温度が上昇したとしても大した弊害はないという意見を聞いても、そのことからエコを続けることをやめようということには自分の中ではつながらないからです。

勿論武田さんの全ての意見に賛同するわけではありませんが、多くの意見には好意を持っています。

私が問題に思うのは、温暖化の問題でいうなら二酸化炭素の削減に莫大な費用をかけていることです。

今、温暖化はCO2の所為ではないのではないか?だとか、地球はいま寒冷化をしている、といった驚くような見解がでてきているなかでそこに耳を傾けないでもいいのかということです。

日本には環境問題対策においてトップに立って頑張って欲しいと思っていますが、同時に慎重にあるべきだとも思います。

ですから、もし二酸化炭素が問題でないのならば、それに変わった科学的根拠に基づく代替案を出していくくらいの気持ちであって欲しいと思っていますし、それこそが環境に配慮した行動につながるのではないかと思っています。

いずれにせよそのときのベストの解決法を常に求めていくことが大切だと思うので、正しい意見は取り入れ、間違っていた考えは排除しながら進んでいくしかないのだと思います。

そして、そのためには新たな意見というものが必要だと思うのです。

そう考えますと、今の環境対策のあり方と真逆のことをいっているような武田先生の意見も、環境に配慮した行動につながることになるのではないでしょうか。

私には武田さんの意見は、エコをやるのはいいが、環境に配慮したつもりになってあまり価値のないことに頑張りすぎるのはどうか?といっているように聞こえました。

私は武田さんの話しを聞いてより良いエコのやり方もあるのではないかと考えるようになりました。それと、いまの環境への配慮をやめようという考えはべつです。

武田さんの意見は、後ろ向きにもとらえることもできるけど前向きにもとらえることもできる。そういう意見なのだと思います。


投稿: kyo-siro | 2010年2月24日 (水) 01:00

「正しい意見」は取り入れて当然ですけどね。
武田邦彦の話というのはね、理科地学や政治経済の不得意な人にとっては聞こえが良いものかもしれませんが、科学や社会を理解しながら環境を論じる人にとっては「アホ」としか言いようがない「論理」「理屈」なんですよ。

簡単に言えば、
「1+1=3ですよね。だからリンゴは赤いんですよ」
みたいな、滅茶苦茶な説明をされているようなもの。
全ての武田論がそう。
バカらしいくらいに。

私から言わせれば、武田邦彦は「前向き、後向き」とかそういうものではなく、単に「楽観的」なだけ。楽観主義のこじつけを科学っぽく論じてるだけ。若かりし頃に社会の成長に酔っていたであろう団塊の世代に有りがちな、「社会は成長し続ける」それが当然、という根拠のない主義。白昼夢ばかり見てる人。

武田の主張する行動が環境に配慮している?
それはアレですか?
「リサイクルは無駄」とか「ダイオキシンは危険じゃない」「エコバッグ、マイ箸は無駄」とかいう彼特有の論調ですか。貴方はやっぱり勢いに流されて騙されやすい人なのですか。彼の文章の勢いに流されちゃった口ですか。そんなんじゃ「物事の本質を見る目」、リテラシーは得られませんよ。


「CO2削減に莫大な費用」ですか。
「もし二酸化炭素が問題でないのならば」ですか。
「あまり価値の無い」??
CO2削減を努力したくない。
無駄かもしれないものには金を惜しむ・・・と。

安心してください。CO2削減に関して言えば、「無駄」になることは有りませんから。


「地球温暖化問題」なんて考える前に、人類社会の懸念する未来は、
「石油枯渇社会」です。

貴方は「CO2犯人説」に対して「もし冤罪だったなCO2対策費用が無駄になる」とお考えの様ですが、「石油枯渇社会」を控えた人類にとって、極限を超えたような省エネ社会は遅かれ早かれやってくるものです。
それでも無駄だと思いますか?CO2問題さえなければ石油をバンバン使っていられる生活が未来永劫続くのでしょうか。

CO2問題に枯渇問題を絡めて、しばしば「温暖化論」に反論する人がいます。
「石油はいずれ無くなるんだからCO2排出量は減っていく」
「40年で石油は枯渇するんだから100年後の事なんて・・・」
と。武田邦彦も当然のようにそう主張しています。
しかし、これは大きな間違いです。

いずれ無くなる・・・、それは楽観的な未来ではないはず。
石油が枯渇するのが40年後なら、40年後から省エネすればいいのか。違います。需要と供給のバランスが崩れる瞬間から省エネは強要されます。需要が供給量を超えた時から徐々に起こります。そして、現在がその丁度バランスが拮抗している時代であり、数年後には供給量が減っていき、需要が増えていき、世界的な石油不足が起こっていく。私が考えるに、こういう社会に対応するためにも、省エネ社会の構築は重要なことだということです。

そういう未来を理解したうえで、「地球温暖化問題」です。そして「CO2削減」です。
もし間違っていたら??
良いじゃないですか。結局は人類は限界を超えた省エネを実施する事態に成ります。そしてその時代において勝ち組と成りえるのは、省エネ社会をより大規模に構築した社会の人達でしょう。

ちなみに、40年後に石油が枯渇したところで、温暖化はそこで止まる訳では有りません。
↓ここで掲載しているグラフの通り。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2008/09/1-6-co2-b0bf.html
また、CO2排出の人為的原因は石油だけでは有りません。ガスや石炭だってあります。石炭は今のペースで使い続けた場合でも、150年以上は枯渇しないと言われています。

投稿: Snow | 2010年2月24日 (水) 22:36

武田先生は、アルキメデスの原理は北極のみに適応していて、南極ではできません。
武田先生もそう述べられていますよ。

投稿: | 2010年5月30日 (日) 17:17

武田先生は、アルキメデスの原理は北極のみに適応していて、南極ではできません。
武田先生もそう述べられていますよ。

投稿: | 2010年5月30日 (日) 17:17

「南極ではできません」で片付けているのが問題なんですよ。
南極大陸を考慮しないで温暖化を語ってる事が問題なんです。

武田邦彦が語ろうとしている事と、
私がそれに対して言いたい事を、
貴方は理解するべきです。

即ち、
武田邦彦は、昨今(2007年ごろ)の一般メディアにて「北極海の氷が減少している→氷が解ける→海面上昇」という間違った報道が成されている事が時々あることについて、アルキメデスの原理を用いて否定したわけです。それは正しい。しかし武田邦彦はそれだけに留まらなかった。「北極海の氷が解けても海面上昇は起こらない」を「温暖化しても海面上昇は起こらない」という論調に発展させてしまったんです。数々の書籍にてね。
私は、その論調を否定しています。

「北極海の氷が解ける→海面上昇しない」の主張は良い。
「地球が温暖化しても海面上昇しない」の主張は間違いである。しかし彼はそれを主張している。書いている。

貴方は彼の書籍を読んだことが有りますか?

彼の代表的書籍というのは、この本が3冊目くらいであり、これまでずっとこの論調でした。一方でテレビなどに出演して対論者にそこを突っ込まれた場合は、「北極海の氷の事だけを言っただけです」とゴモゴモと訂正する。しかし、その後に出版される本にはまた訂正も無く「地球が温暖化しても海面上昇しない」の論調で読者の思考を誘導してしまう。

そこのズルさを指して、私は「武田邦彦は論者の風上にも置けない人物だ」と主張したい訳です。

このアルキメデス論調の間違いが世間に広まっていくにつれ、今度は南極の気候についての「もっともらしい嘘」を付き始めたんです。「南極は-50℃です。だから気温が数℃上昇したところで氷は解けない」という嘘を。「冷凍庫の壁に霜が降りるでしょ。南極だって同じ。むしろ温暖化したら南極の氷は増える」とか飾り文句を付けて。
私はこれも否定している訳です。


武田邦彦の北極論も南極論も、私は両方とも証拠を付けて否定している訳です。

投稿: Snow | 2010年5月31日 (月) 12:40

??? 武田先生は海面上昇に関しては、IPCCの公式発表の海水の膨張によって起こるものという見解を引用しているだけでは?

それから、あなたが行ったアルキメデスの原理の実験で、人参を用いていますが、大陸とは浮遊しているものではありません、あの実験でいうなら本来 島はグラスと一体化していなければならないと思います。

私は武田先生を神格化しているわけではありませんが、昨今のエコブームに関して、企業、メディアが一丸となって国民に呼びかけることに関して疑念を抱いているのです。世界中で、炭素社会からの離脱を念頭に、「排出権取引」という、実態の知り得ない金融商品まで生み出してしまったのです。地球温暖化は、経済と密接に関わってきてしまっています。十分に反対論者を論破できるほどの事実を持たなければ、必ずこれから起こる排出権バブルは崩壊、もう一度、未曾有の事態になるでしょう。これが私の見解です。
あなたが地球温暖化YES,NOだけにこだわっていられるのならもう何も言いません

投稿: | 2010年6月 6日 (日) 08:14

あなた、武田邦彦の書籍を読んでいないんですね。IPCCの報告書も読んだ事が無い…と。
そして、それに対して私が書いたブログ本文も理解していないんですね。

人参の浮力?浮力なんてこの実験において何も作用していないでしょ。人参は一切動いてないんですよ。それが水面の高さに何の影響があるんですか。人参を鉄の塊に変えたって同じ結果ですよ。
そうですね、浮力とか想像させちゃう物を使ってしまったのは私のミスですね。貴方を勘違いさせてしまった。そんな思考におちいる人がいるとは思いませんでした。

「排出権取引」?
何の話をしているんですか。いつ私がそれについて話をしましたか。貴方はその話がしたくて環境科学を語ってるんですか。
排出権を金融商品として扱うのは私だって嫌いですよ。反対の気持ちが有ります。
しかし、そんな社会システム案の是非を理由に自然科学をミスリードさせるのは、おかしな話です。
排出権取引に対して反対ならば、そのシステムについて世に問えばいい。

貴方は「温暖化に懐疑的」なのではなく「政治に懐疑的」ってだけなんですよね。

私は武田邦彦が語る科学の部分の矛盾をこのブログにて主張しているだけです。
貴方がこの場で持論を展開したいなら、それは場違いな事です。

投稿: Snow | 2010年6月 7日 (月) 10:31

あんた、彼の本を単に批判したいだけで、周りが見えてないんだよ、朝鮮人

投稿: | 2010年6月 9日 (水) 11:22

え?
朝鮮人は彼の本が嫌いなんですか?coldsweats01
まぁ、北朝鮮は図らずもCO2排出が小さい国ですね。環境破壊は甚大ですけど。

投稿: Snow | 2010年6月 9日 (水) 14:30

武田邦彦氏の主張は「南極などの氷がすべて解けたところで海面はほとんど上昇しない(そんな大量の氷どこにもない)」というものです。
まさか学者ともあろう方が動画のような事象を知らないはずがないでしょう。

投稿: | 2010年7月14日 (水) 22:39

武田邦彦さんはたしか,北極の氷について,アルキメデスの原理で説明していたが,南極についてはアルキメデスの原理を使って説明していなかったように思いますが.

投稿: | 2010年8月 6日 (金) 20:31

>南極についてはアルキメデスの原理を使って説明していなかったように思いますが.

貴方、私の文章をちゃんと読んでないでしょ。YouTube映像の所で思考が止っちゃいましたか?
「.」を句点として使っているということは、論文とか書くような人なのでしょうか。この文章、アブストラクトが欲しかったですか?

投稿: Snow | 2010年8月 6日 (金) 22:46

>例えば今まで0cm+高潮50cmだったのが、59cm+高潮50cmになって1m以上水位が上がって完全に洪水でしょう。

今まで 0+50=50 
未来 59+50=109
109-50=59
59cmは1m以上ですか?
算数できますか?

投稿: | 2010年10月31日 (日) 01:33

>59cmは1m以上ですか?

あなたが言いたい屁理屈は解りましたけどね。
くだらねー。

1990年の平均海面を0mとし、
この時代、台風などが来れば高潮で+50cm程度の海面となる。現代の堤防はこの程度なら水をおさえることが出来る。
2099年の平均海面は1990年に比べて+59cmとなる。
そして、その時代に台風などが来れば更に+50cmの海面となる。つまり、1990年時点での「海抜0m地点」よりも、一次的にでも59+50で1m以上の高くなる。+50cmなら現代の堤防でもおさえることは出来るが、1990年の平均海面よりも+109cmになってしまうと成ると、堤防が意味を成さなくなる可能性が多いに高まる。

記事の行間を全て文字化した場合、以上の様な文章となりますがいかがでしょう。
めんどくせー。
あなた、行間が読めないってことは、数学の文章問題解らなくて落ちこぼれてたでしょ。空間把握能力も無さそうなので、図形問題も不得意そうですね。

投稿: Snow | 2010年10月31日 (日) 03:49

算数できない人が数学とか言ってるし。
算数できないのに行間は読めるんだ。
くだらない自分だけが理解できる行間なんだろうな。

一応、指摘してあげると君の理屈は1990年には台風が一切来ず、2099年は台風が時折来る状態の場合だろうね。それなら109cm上昇するから1m以上と表現できるよ。
現実とは乖離した世界を想定してるんだろうけどね。

文章では詭弁ができるけど数字は無理だから、数字は出さないほうがいいよ。

投稿: | 2010年11月 5日 (金) 08:38

ああ~、なんだ。
つまりは貴方は国語ができないのか。

「現在の海面水位での高潮の+50cm程度なら今は大丈夫だが、平均海面水位が59cm上昇した世界での高潮+50cmはやばいね~」・・・という話の59+50の計算の意味が解らないわけですからね。

あなた算数が得意なんですか?
だったら↓こちらをお薦めしますよ。
http://coolway.air-nifty.com/unicorn/cat6641678/index.html

投稿: Snow | 2010年11月 5日 (金) 18:15

銀英伝について検索してたのに武田邦彦のエントリーを見つけてしまうとは...。

武田信者はどいつこいつも日本語や算数が苦手なのかな?

ところで一ヶ所「邦雄」になってますよ。

投稿: 7$¥ナナシー | 2011年1月20日 (木) 15:40

武田邦彦が言ってることは、
裏には環境利権があるから気をつけろって事。

厳密なデータと照らし合わせ、どこそこが違うから、これは科学者のとるべき態度ではない等と、見当違いな揚げ足をとり、彼の名を自分の売名に使ってる人が最近増えましたね。

投稿: ナナシ | 2011年4月16日 (土) 07:44

> ナナシさん

あなた、武田邦彦の環境に関する書籍を読んだことが無いでしょ。

彼の環境に関する書籍というのは、全てにおいて「間違った科学」と「感情で思考する科学」によって出来ています。
利権に付いて触れている部分も一部にありますけどね、利権に関して主張したいなら、彼は利権に付いてだけ語っていて欲しいものです。

投稿: Snow | 2011年4月16日 (土) 09:18

ブログ主のSnow様はもちろん、
ここに書かれている皆様も書籍やデータなどから様々な考察をなさっていて感心いたします。

科学的なことに興味がないわけではないし、
環境問題は生物の生存について非常に重要なことであるとは思いますが、
正直今の私のレベルではどのご意見も正しそうに聞こえたり、逆に間違っているようにも思えたりします。
つまり、自信を持って自分の理論を展開できません。

というのも、理論を構築するのも大変ですが、
様々なデータ収集やデータの真偽を判断するのもド素人には大変です。

いくつもの対立する意見があるとき、中には間違った説があるでしょう。
その説が間違ってしまった原因の一つとして、理論を構築するための材料が不足していたり、その材料自体が間違っていたり、理論そのものに穴があったり。

どなたの説が正しく、どなたの説が間違っているかは私にはわかりません。
もしかしたら、まだ正しい説がないのかもしれません。
私が言えるのは、科学者や、このような理論を展開する人たちは、
自分の理論のどこかに落とし穴や見落としがあるのではないか、ということを常に検討していて欲しいということです。

というわけで、何が正しいかは起こってみないことにはわからない、というのが私の情けない現状です。
しかし、起こった自然現象はいつか必ずや科学的に説明できるようになるはずですよね。


文系理系の脳など無い、という書き込みも拝見しました。
脳のことは詳しく知りませんが、確かに興味さえ持てばどんなことでも親しめると思います。
いわゆる文系と言われていることと理系と言われていることは、実は密接に関っている、というより、本質的に共通するものがある、という印象があります。

そんな考えの私から言わせてもらえば、
最近はこうしたブログや掲示板というものに、
匿名性を良いことに、特に知り合いでもない人に対して荒々しい口調でコメントを残している人が多く、
互いに気分を悪くするような社会に問題を感じます。

環境問題、まして理論の話題とはかけ離れてしまうことではありますが、
人間は理論だけで生きているわけではなく、
人間同士がうまく生きていくには感情的なものが必ずあり、
そのバランスが崩れれば正しい理論的判断すら狂ってくるかもしれません。

そういう意味で、
必要以上に汚い言葉で他人を批判したりするのは良くないのではないかと思います。
他者の人格を尊重し、相手が間違っていると思ったら互いに理解を深め合う、という姿勢であって欲しいと思います。

そうは言ってもやはりこのような社会はなかなか改善されずに、
品の無いコメントが後を絶たないかもしれませんが、
そこに更に汚い口調で返しても何もメリットはないでしょう。
ここは理論的なフィールドなだけに、どうか冷静にコミュニケーションを取れるよう期待しています。

かく言う私も、匿名性を良いことに土俵違いの無関係な内容を好き勝手に書いてしまい、失礼しました。

投稿: 9937 | 2011年5月19日 (木) 02:47

なんだかな~武田氏の意見に後出しジャンケンしてるだけですね。
アルキメデスの原理の件は混同していると言って居ますが
武田氏はちゃんと陸地にある氷が溶ければ海面は上昇すると発言していますよ。
貴方は武田氏の発言について詳しいようですから、その発言を知らないとは思えません。
それなのに何故こんな書き方をするのでしょう。

南極に夏があると言う話も、そんな事は武田氏も理解しての発言でしょう。
仮に南極が冬の時に南極の氷が溶けなくとも、その周辺の氷が
溶ける事など誰でも分かる話ですから。その境界が変化するだけの話で、それ自体が重要では無い。

>私は「武田邦彦の解は間違っている」と主張し、その間違いを科学的に説明している訳です。

なんて自信満々で返信したりしていますが、ただの言葉遊びと印象操作。
こんな物は到底、科学的とは言えない。ただの議論。
こいうのは私みたいな素人でも、少し口が立てば出来る議論です。

議論ついでに「温暖化による海面上昇メモ」も見ましたが。貴方がおっしゃるように
均一に熱を加えられるビーカーの実験レベルで本件においては特に意味も持たない計算。
1/5くらいと"想像"していますが、それだけの体積と深度の海水を1度均等に上昇させる
エネルギーはどれだけ膨大でしょうかね。私の"想像力"ではいやはや。
ま、そこで一応、参考にならないまでも1/5なんて計算しているわけだが、
そう言ってるにも関わらず…

>しかし、私は最近アル・ゴアに対する眉唾な想いを払拭しています。
>アル・ゴアの主張した「6メートル論」は、あながち脅し文句のレベルではないことが伺える、・・・そういう「可能性」を私は理解したわけです。

可能性って…トホホですね。科学抜きに論理的説得力で比べるなら武田氏の方がまだマシ。
科学を名乗るのなら、もっと骨のある計算や理論を展開して欲しいですね。

投稿: あきれわ | 2013年6月12日 (水) 13:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90919/42522794

この記事へのトラックバック一覧です: 「偽善エコロジー」について 1-8 「温暖化と海面上昇」:

» 「環ウソ2」p.57〜の検証(海面水位と地盤沈下) [環境問題補完計画]
武田邦彦(2007)「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか2」の「地球温暖化による海面上昇より、日常的な海面水位の上下動の方がはるかに大きい(p.57〜) 」関連について検証してみます。 ===== 周期的海面変動を考える ===== {{{: 〓地球温暖化で上がる幅…………11センチ上昇(30年換算) 〓1ヶ月間の海面水位の上下………200センチ上下(1ヶ月間) 〓夏と冬の変化……………………40センチ上下(1年間) 〓大阪の100年間の変化…………260センチ上昇 (p.5..... [続きを読む]

受信: 2008年9月28日 (日) 18:39

« 放送禁止のニュース | トップページ | 20世紀少年 エキストラ 第2段 »