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2007年5月16日 (水)

少子化対策と、移民問題と、民族紛争と

フランスで、シラク大統領が任期満了で退任し、サルコジ氏が新大統領となる。

サルコジ氏の政治の考え方は極右であるらしい。
そして、アメリカ的なグローバル化戦略を指示する人物らしい。

その一方で、弱者への対応で問題が多いことも事実である。
貧困が元で暴動を起した若者達に対して「カス」と呼んでいた。これに代表される考えの持ち主で有るらしい。

彼自身も移民の子であるが、暴動を起した貧困層も元々は移民又は移民の子であることが多い。

フランスには、主にフランス語圏の貧困国からの、まるで難民のような状態で移民してくる人々が多い。
フランスに限らず、移民を大量に受け入れている国は少なからず少子化問題をはらんでおり、現在から将来に向けての労働力不足を問題視している。その労働力を移民に求めている部分もあるのだ。
しかしそこに文化の違いからのシワ寄せが発生し、人種差別や人種間格差が生まれる土壌にもなってしまう。

世界各地で起こっている紛争や戦争の原因の多くが民族間のイザコザである。
他の民族を理解することなく干渉しあう事により互いに不快に思うことが、全ての大元の原因だろう。
そんな危険をはらんでいる文化の違いと言うものが、これまで安定していた文化の中に現れたらどうなるだろうか。
そんな事が、今のフランスでは起こっている。

移民と言うものは、祖国の文化から離れ異国の文化圏の中に入るのだから、本来は自分達の文化は忘れなくてはいけないのだと私は考える。
しかし、実際はそんなにうまい事はいかない。
私もアメリカで暮らした事があるのだが、日本の文化を捨て去って生活する事は不可能だった。
ご飯を炊き、味噌汁を作り、日本風カレーライスを好んで作ったものだ。
まぁ、日本人は無宗教な人が多いし、欧米文化を多く受け入れているせいでクセの有る行動はあまり無いと思う。いや思いたい。
しかし、世界には色々な宗教や文化がある。

人は自分と同じ種類の人間を仲間だと思い、明らかに違う者を排除する正確を持っている。
人間は元々は群れを作る動物であろうし、群れのテリトリーを守る為の本能であるといえる。

いわば、文化の違う民族間でイザコザが起こることは、人間のDNAに刻み込まれた本能なのである。


先進国の多くは、移民を大量に受け入れ、それで労働力を補おうとしている。
日本も例外ではない。
小規模ではあるが、フィリピンからの看護士の受け入れを始めている。
アメリカにも当然の様に人種間問題が有るし、イングランドやフランス、ドイツも同じような問題が始まりつつある。
いわば小規模な民族紛争だ。

そしてこの勢いは、各国のグローバル化政策によって加速してきている。
先進国には貧困国からの移民が増大し、その結果として人種間問題が日に日に大きくなる。


・・・私は何が言いたいのだろう。
いや、何も考えはまとまっていない。
ただサルコジ氏が新大統領となることで、この勢いがまた1つ加速を付けたと感じたまでです。
これから先、世界はどうなっていくのだろう。
わからない・・・。

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コメント

第2次大戦前の米国には日本人街があり、日系米国人の多くは文化を捨てずに暮らしていたが、戦中に強制収用所に送られたさいに、日本人街は消滅した。ってご存じない?
今の日本人の中の貧しいうえに卑しい人が「仕事が無い」と言いつつ、日系ブラジル人やらに混じって3k労働やるのを嫌がってるだけみたいな状況が戦前の米国の貧乏白人にもあり、まじめに下積み労働して、節約して貯金して国籍とって市民としての義務果たして豊かになった日系人(日本人ではなく米国人)に嫉妬して無茶苦茶な差別法をとおしたのが、日本の軍国化やら開戦やらの一因になったって、細部はともかく大枠は中学の社会科で習ってませんか?

投稿: kk | 2008年12月26日 (金) 23:18

>>kkさん

アメリカ日本人街の話に対して「ご存じない?」とか「習ってませんか?」などと言われましても、この記事に対して貴方が何を言わんとしているのか私は理解に苦しみます。

本文中のアメリカ日系人の話が舌足らずだった部分に対して不満を申されているのでしょうか。私は「皆まで言うな」という感じで端折った形だったのですが。それが気に入らないというのなら、残念でした。
以後、貴方の感性にあった文章に貴方が出会えることを願っています。頑張って出合ってください。

私は日系人たちの歴史や現状に対して密に接する機会が多くあったので、理解はそれなりに人並みにしております。アメリカ留学中にお世話になった年配の日系人から色々な昔話を聞きました。当人達からのリアルな身の上話を聞くことは凄く有意義な体験でした。

ただ、私はこの記事においてそれらをメインに語るつもりは無かった為、貴方が期待されているような話は端折らせていただきました。
文章の主題は、貴方の期待とは違う部分だということです。


http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2007/06/post_e22b.html

投稿: Snow | 2008年12月27日 (土) 07:18

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