放送禁止3 ストーカー地獄編 解説(ネタバレ有り)

「真実を積み重ねることが
必ずしも真実に結びつくとは限らない」
あなたには 隠された真実が見えるだろうか?
放送禁止3 ストーカー地獄編
2003年3月 都内某所
1人のフリージャーナリストの紹介で、ある女性のもとを訪れる。
そんなところから番組は始まる。
(ちなみに取材マンションの場所は首都高速の隣り)
◆佐久間 希美(のぞみ) 26歳 アパレル会社勤務
彼女は半年前からストーカー被害に遭い苦しんでいる。
具体的な被害は、無言電話、夜道を付けられる、チャイムを鳴らす、玄関を叩く等。
◆筒井 令子 28歳 ジャーナリスト
番組制作スタッフに希美を紹介したフリージャーナリスト。
彼女が数年前から取り組んでいるテーマが「ストーカー問題」。
「1975年生まれ 千葉県出身
大学卒業後、大手新聞社に勤務 3年前に退社し、
埼玉県の大家族で起こった殺人事件を取材
注目を浴びた若手ジャーナリスト」
という字幕で経歴を紹介している。
ストーカー問題に取り組むようになった理由
彼女の兄が数年前にストーカーの被害に遭っていた。
ある女性に付きまとわれ、
「けっきょくは、兄は命を奪われてしまった・・・」
彼女はそう発言する。
兄の事件をきっかけにストーカー問題に深く興味を持つようになった。
3ヶ月前、仕事で入った店でたまたま希美と会い、そこでストーカー被害に遭っていると相談を受け、希美に興味を持つ。
そして、希美の力に成る事が出来ればと番組を企画した。
■ストーリー
ストーカーから送られてきたという写真の数々を見る。
その写真の裏に書かれた言葉。
「覚えてますか?」
「思い出して下さい!!」
「いつもそばにいます.」
それ以外にも、色々な被害の様子を語る。
そして、取材中にチャイム、続いて玄関を力任せに叩く音・・・。
怖いです。
スピルバーグの駄作映画「激突」よりも怖いです。
隠しカメラを、マンション入口と玄関前に設置。
様子を見ることに。
8:40PM ストーカーが現れる。
希美の郵便ポストを物色した後、玄関前に来て、ドアを叩く。
「開けろよ!!」
と怒鳴る。
そして、ストーカーはポストに何やら入れて帰っていく。
筒井達はストーカーの後を尾行する事に。
最寄り駅から電車に乗る。
そして新宿で撒かれる。
(新宿の北口から出て歌舞伎町方面(北方向)に行くが、急に「さくらや」方面(東方向)に歩きだし、そして「さくらや」の路地で撒かれてしまう)→撒かれた場所の地図


翌日、隠し撮りしたストーカーの様子を希美に見せるが、見覚えが無いという。
ストーカーが置いていった封筒を見る。
そこには仲睦ましいカップルの写真が入っていた。
そしてそこに写る女性は希美だった。
・・・ストーカーは、希美の元恋人だったのか??
写真の裏にまたもや言葉が書かれている。
「思い出せ」
希美は動揺する。

動揺が治まるのを待って、希美に聞く。
一緒に写っていた男(Aさん)は
「3年くらい前に付き合っていた人。
仕事で知り合った。
付き合ってしばらくして男が結婚している事を知る。
そしてすぐに別れた。
すごくしつこい人。
電話が頻繁に掛かってきた。
ひどい時はメールが20回くらいきた。
相手にしないようにしてたら、家の周りをうろつくようになった。
気持ちが悪いので今の部屋に引っ越した。」
だと言う。
「知り合いだったので、すぐに警察に行こうとは思わないです」
そして番組スタッフが妙なことに気付く。
写真が反転しているのだ。
写真は裏焼きされたものだった。
ストーカー被害の体験談が紹介される。
モデル 榊 玲奈さん(25歳)の場合 (この証言は真実)
「元恋人が別れた後にストーカーになった。
暴力的。待ち伏せされた。
よりを戻すように迫られる。
階段から突き落とされた。
車に引きずり込まれ、首を絞められそうにる。
自分は殺される、と思ったので蹴り返したら、
フロントガラスが割れた。
その後ストーカー被害は消えた。」
意を決して、筒井が行動に出る。
ストーカーに話しかけるのだ。
こえ~~。
私は放送禁止シリーズは3がデビューです。
深夜、番組名に引かれてなんとなく見てたんです。
この辺まで、本気で見てましたよ。マジで。
ストーカーに話しかける瞬間なんて、心臓バクバクでした。
でもこの辺りが境でしたね。
だんだん、この物語の怪しさに気が付いてきました。
そして一気に謎解きモードに入った事を覚えています。
ストーカーは喚き怒鳴り筒井に掴み掛り、そして逃走した。
取材開始から10日。
ストーカーの犯人が判明した後、希美は会社を休み、食事ものどを通らない日々が続いた。
筒井は、ストーカー行為を止めてもらうよう説得する為に、
Aさん(ストーカーと思われる人)の勤めていた会社に電話をする。
すると、Aさんは既に亡くなっているという。
Aさんの自宅に行く。
奥さんにAさんの死の状況を聞く。
3年前、通勤途中の地下鉄の駅で電車に轢かれて死亡した。
「自殺する動機が見当たらない」
事故?自殺?結局不明のまま。

息子が新幹線の絵を描いている。
それを赤鉛筆でグチャグチャにしている。
聞けば、新幹線が大嫌いらしい。
「新幹線がパパを殺したの。 ね、ママ?」
「なに言ってるの。パパは地下鉄で・・・、死んだの」
そして後日、筒井は希美に報告をする。
Aさんが既に無くなっていたという事を。
希美は発狂する。
そしてその時またチャイムが・・・。
希美は泣き喚く。
そして思いも寄らない事を話し始めた。
「*****」
「今の録れました?」筒井は言う。
そして取材はそこで中止。
「最後の言葉は何だったのか。
しかし、それはある事情によって語る事はできない」
「まるで鏡に映った像のように、真実は裏返し」
と、ナレーションが入る。
そして筒井は、ストーカーと手を取り合ってマンションを出て行く。
★ネタバレ、解説、放送禁止3の真実
筒井がジャーナリストとして名を馳せた事件「大家族殺人事件」
あれは「放送禁止2」の事件を指しているに違いない。
同じ埼玉の事件だ。
まず、最初に出てきた写真。
これもよく見ると実は裏焼きだった。
番組の各所で、鏡越しに映る希美。
写真の裏焼きと同じメッセージだと思われる。
そして、ストーリー中で裏焼きと気付いた写真だが、実はネガからおこした写真ではない。
裏に薄っすらと「EPSON」の文字が。
これはパソコンで反転させプリントしたのだ。
だからこれは厳密に言うと「裏焼き」ではない。
まず確認してもらいたいのが、仏壇の脇にあった写真である。
なんとそこに、筒井の顔が写っているではないか。
髪形は違えど、よく見れば判る。
そう。
筒井はAさんと知り合いだったのだ。
それも家族写真に一緒に入る関係。
奥さんは別に写っているので、たぶん筒井はAさんの妹ではないかと思われる。
この物語には、「3年」という期間がよく出てくる。
・筒井は3年前にフリージャーナリストになる。
(それと前後して大家族殺人事件を取材)
・Aさんと希美は3年前まで付き合っていた。(希美談)
・Aさんは3年前に死んだ。
筒井の3年とAさんの3年は一見別の事柄のようだが、筒井とAさんが家族であるならば、これは由々しき関係があるに違いない。
次に、注目して欲しいのが精神科医のコメントだ。

「ストーカー自身が被害者意識を持っており、時には被害者と加害者が逆転して周囲に受け取られることがある」
それにストーカーは自分を正当化するために巧みな言い訳や理由を用意しているでしょう。
このような状況を考慮して考えると、以下のような説が浮かび上がってくる。
即ち、「希美の方がストーカーだったのではないか」という事である。
そして、モデル榊さんの証言を思い出してもらいたい。
「殺されるかと思った」だ。
ストーカーは、その行為が発展していくと、殺人まで犯しかねないということだ。
希美は「付き合っていた」と言っているが、実は友達程度の付き合いだったのかもしれない。
そして、希美がAさんをストーキングしていて思いが発狂に変わり、ついにはAさんを駅のホームから突き落としてしまった。
Aさんの息子が絵を描いていましたね。
新幹線の絵です。
「新幹線がパパを殺したの」
これは、周囲の大人が「希美が殺したに違いない・・・」と噂してるのを聞き、電車と絡み「のぞみ(新幹線)が殺した」と勘違いしたのだろう。
★裏事情の推測
筒井は、3年前決意したのでしょう。
Aさんの仇を討つと。
そして、社会問題と成っているストーカー問題でもあったので、
フリーになって、ジャーナリストとして仕返しをしようと考えた。
多分、同時期に発生した「大家族殺人事件」の裏事情を何かの関係で知り、そこにヒントを見たのかもしれない。
大手新聞社勤務だったので怪しい情報として入ってきたのだろう。
そして、テレビを巻き込む計画を発動した。
そして筒井がその企画をテレビ局に売り込み、取材がスタートした。
予め雇っておいたストーカー役に、本当に半年に渡りストーキングしてもらったのだろう。
その後、筒井が希美に接近。(店で知り合う。飲み屋か??)
Aさん家族とは演技で知らない振りをする。
取材において、最後の声が消えていた口パクの部分は、私も解りません。
でも、自分がAさんを殺した類の事を自供したのでしょう。
放送禁止の真相究明について... 放送禁止のネタバレですがご了承ください。 なぜ廃ビルで失踪したのか。またなぜ失踪者が続出したのか。 放送禁止2... ある呪われた大家族を題材にしています。 放送禁止2... 解説します。 放送禁止2の真相究明に... 放送禁止5「しじんの村」待ちに待った良作です。 放送禁止5の解説とネタバレです。 放送禁止5の真相究明はほぼ完璧だと自負します。 放送禁止3 ストーカー地獄編の真相究明 ストーカー事件の裏側で... シリーズ最強放送禁止3ストーカー地獄編
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