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2007年3月21日 (水)

そして「ボレロ」は伝説へ・・・ EP1 サラエボの幻想

 EP1 サラエボの幻想
 EP2 「銀河英雄伝説」
 EP3 ジルベスターコンサート
 EP4 愛・おぼえてますか (サラエボの伝説…再び)

現在、フィギュアスケートの中継番組などでよく使われる「ボレロ」であるが、なぜフィギュアで「ボレロ」なのか。

それは、1984年の冬季オリンピック、サラエボ大会のことだ。
フィギュアスケートのアイスダンスで、ジェーン・トービルとクリストファー・ディーンのペアが、名曲「ボレロ」にのせて演技した。
その演技が世界中のフィギュアスケートファンの記憶に残っているからである。

順番が最終演技ではなかったにもかかわらず、芸術点9人のジャッジが9人とも6点満点を出した。(当然、金メダルを取得した)
こんな点数は後にも先にも前代未聞であり、フィギュアスケートファンの間では語り草になっているのだ。

何がそんなに凄かったのか。
それは演技力とその物語性であった。
観ていて涙が出るような、そんな感動を与えてくれるアイスダンスなどこれまでに存在しなかった。
これまでのフィギュアの演技とは、バレエや社交ダンスの要素が多かったのだが、このボレロはその常識を破る形で世を圧巻した。

双方がリンク上で膝間付いたところから始まり、ボレロの淡々とした音楽が続いていく。
始まりから40秒間、膝間付いたままで進行していくのも、そしてその場で花びらが絡みつくような幻想的な演技も、全てか美しかった。
会場は息を呑むようにシーンと静まりかえる。
そして立ち上がり滑り出して、優雅にそして切なくダンスは続いていく・・・。
叶わぬ恋の物語。
そしてボレロは最高潮の盛り上がりを見せてフィナーレを向かえ、最後2人は倒れこむ・・・。演技終了だった・・・。
その瞬間から拍手喝采。
会場は一気に盛り上がる。
もうメダルの色など関係なく、観る者すべてがは彼等の感動に感謝した。そんな瞬間だった。

 

誰もが、フィギュアの名曲「ボレロ」と連想する中、フィギュア界で「ボレロ」を使う選手はその後20年間も現れなかった。
トービルとディーンの演技があまりにも強烈であり、みんながその演技に敬意を評していたからである。
誰も「ボレロ」を使いたがらなかったのだ。
世代の全く違う、ミシェル・クアン(米)が使うまでは・・・。

1984年、それはロス五輪でカール・ルイスが世界初の100m10秒の壁を越えた(9.99秒)、そんな年だった。
そして、その後のサラエボの悲劇を、この時はまだ誰も知らなかった・・・。

 YouTube [視聴] (ファイルが消えてたらごめんなさい)
http://www.youtube.com/watch?v=MpGF35qGYUQ

そして「ボレロ」は伝説へ… EP1 サラエボの幻想
そして「ボレロ」は伝説へ… EP2 「銀河英雄伝説」
そして「ボレロ」は伝説へ… EP3 ジルベスターコンサート
そして「ボレロ」は伝説へ… EP4 愛・おぼえてますか (サラエボの伝説…再び)

               
佐渡裕/《幻想交響曲》   トリノ五輪オフィシャル  荒川静香 DVD
《ボレロ》熱狂ライヴ!    フィギアスケート

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 株の初心者 | 2014年6月14日 (土) 11:04

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