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2007年2月20日 (火)

世界はマキャベリズムな風潮にあるのか

マキャベリズムとは、「国家の目的の為ならば手段を選ばなくてもいい」といった論法である。
これは、「君主論」を記したマキャベリに由来した論法だが思想的には違うものらしい。
君主論を基に野心家の策略の為の詭弁として存在するのが現状である。

つまり、私が言いたいのは昨今のアメリカ合衆国などである。

世界の動きというのは実は単純なものだ。
国家とは、ちょっと知恵を付けた小学生の様なレベルの人格と同じ行動心理で動くものなのだ。
マキャベリズムとは名前は大層なものだが、行き着くところ危険なワガママ小学生の論理となってしまう。
真っ当な大人の個人であれば理性が働き行動しないような事も、集団となると理性は吹き飛び本能のままに動く。
まるでアメーバの様に、単細胞が寄り集まって巨大な力を理性無しに振りかざしてしまう。

人は、1人より3人、3人より10人、10人より100人・・・、集まれば集まるほどその集団としての行動は理性を無くしてしまう。
戦いや奪い合い、縄張り意識は人間の本能といっても良いだろう。
個人にはそれに付随して理性と言うものが少なからず備わっている。
しかし、人は集団になると、ましてや国家レベルの巨大な集団になると露骨に本能のままに動こうとする。
詭弁と言う暗幕でその露骨さを隠してはいるが、それは覆い隠せないものとなっている。

その本能のままに動こうとする国家に理性を与える役目を負うのが国家のリーダーであり政治家、役人であるはずなのだ。
国家のあるべき姿とは、内に対しては公平な裁判と税制、そして外には平和と助け合いの外交が必要なのだ。(「公平な裁判と税制」は銀英伝の受売りと共感です)

政治家の役割とは、予算の分配が主な仕事なのだが、昨今の政治家はそれを理解しているのだろうか。
他の政党を出し抜いたり、自分好みの法律の作成を模索してみたり・・・、それらの権利は政治家サイドの為に存在するのではないと理解しなくてはいけない。
政治家の特別な権利とは、公平な税制とそのルール作りの為だけにあると理解しなくてはいけない。

世の中はこれからどうなってしまうんでしょうね。

利権、金、選挙、名誉欲・・・。
これらが国家の理性を無きものにしています。
政治家の論法合戦や、国家同士のいがみ合いを見ていて、子供じみた事だなと思った事はありませんか?
それは、マキャベリズムの種が社会に浸透して空気の様な存在になっているからなのです。
子供じみた行動も非道な決定も皆、理性を無くして恥を恥とも思わず手段を選ばない事が当然といった社会意識になっているからなのです。

それらの意識が成長し、現在、世界は総右翼国家と成りはじめています。
国家としての集団は、次第に幼稚な人格を形成し、自己中心的な思想を念頭に行動する。・・・そんな空気を私は感じてならないのです。
これは歴史の常なのでしょうか。
仕方の無い世の流れなのでしょうか。
右側の思想の中にもしっかりしたものは当然あります。
しかし、それが集団となることで歪んだ行動を取ることが多分に出てきてしまうのです。

現在、目に見える形でマキャベリズムを遂行している国家や集団はアメリカを含めてまだ数える程度です。
しかし、その温床は着実に成長しています。
日本も当然例外ではありません。
中国はもう準備万端、インド、ロシアもそれに続きそうです。

ようは、国民一人一人、世界の人民一人一人の目が腐ってきている事が原因です。
「政治は政治家の仕事、俺らは関係ない」 と、そんな意識が政治家の箍(たが)をはずす。
「世界の流れなんて個人の力じゃどうにもならない」 そんな意識が世の中を不幸にするのです。
人々は、自分の平和を望み、どこか遠い国の他人の平和は望んでいません。
世界は近くなったとは言うものの、意識はまだ遠いままなのです。

政治家は自分の本分をわきまえ、人々は人類の明日を見据えて社会を構成していく、そんな社会が我々には必要なのです。
人、一人一人がそれを模索する心が必要なのです。
みなさんはどう思いますか?
理想はあれど、難しいことですね。



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