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2006年12月21日 (木)

THE BOOM「島唄」よ、永遠なれ

THE BOOM

島唄(歌詞)

でいごの花が咲き  風を呼び 嵐が来た
でいごが咲き乱れ  風を呼び 嵐が来た
繰り返す 哀しみは  島わたる 波のよう
ウージの森で  あなたと出会い
ウージの下で  千代にさよなら
島唄よ 風にのり  鳥と共に 海を渡れ
島唄よ 風にのり届けておくれ わたしの涙

でいごの花も散り  さざ波がゆれるだけ
ささやかな幸せは  うたかたぬ波の花
ウージの森で  歌った友よ
ウージの下で  八千代に別れ
島唄よ 風に乗り  鳥とともに 海を渡れ
島唄よ 風に乗り  届けておくれ  私の愛を

海よ 宇宙よ 神よ 命よ
このまま永遠に夕凪を

「島歌」かと思っていましたが、「島唄」なんですね。
以下は、この歌の歌詞を解説するものです。
(NHKの音楽ドキュメンタリー番組「音楽の遺伝子」で宮沢和史氏が語っていた事を私なりに理解しまとめたものです。解釈はほぼ正確です。「島唄」は沖縄戦の惨劇と悲しみを歌ったものです。)

Deigoでいごの花。
沖縄に良く似合う、南国の赤い花。
4月頃から咲き始める。・・・南国の日差しの中で鮮やかに。
そんな1945年春の話。

突然、島に哀しみという名の嵐がやってきた。南風と共に・・・島は戦場となった・・・。
03_05南の地から上陸したアメリカ軍は、火力に物をいわせどんどんと北上していく。
逃げ惑ううちに、サトウキビ畑で出会ったあの人。
共に頑張ろう、生き抜こうと語り合ったかもしれない。
そしてあの人は、防空壕の中で命尽きた・・・。

この悲しみを、わかってほしい。
私達の悲しみを・・・。
唄と共に、風にのって・・・。

今は、時を忘れるほどゆっくりとしたこの地。
そんなささやかな幸せがうれしい。
あの時、穴の中で共に唄った友よ。
この平和な時をどうか見守っていてくれ。
それが私の願い。

海よ 宇宙よ 神よ そして己の魂よ。
どうかこの平和を永遠なものにしてくれ・・・。

島唄 (視聴)島唄 (視聴) 作詞作曲:宮沢和史

風になりたい (視聴)風になりたい (視聴) 作詞作曲:宮沢和史
THE BOOM ファイブ・ディーによる公式ページより)

風になりたい。
天国でも楽園でもない、何一つ、いいことも無かったこの地だけど、
悲しみを乗り越えて、これからも生きていこう。
今ある幸せをかみ締めて、風と共に自然に溶け込んで生きていこう。
これ以上の幸せは無い。

アメリカは今も戦争を続けている。
太平洋での悲劇の数々を忘れ、ベトナムを忘れ、
9・11が唯一の悲劇であるかのように。
そしてまた、イラクの地を苦しめている。
神はなぜ、かの地に石油をもたらしたのか。
もし、中東が仏教国の地だったとしたら、アメリカの敵は仏教だったかもしれない。

建国以来、負けを知らないアメリカよ。
欲の上に平和は存在しない事を、どうか理解してほしい。

大自然の弱肉強食を避けるために、人類は文明を発展させてきた。
そして今、復活しようとしている強者の論理。
グローバル社会のパーソナルスタンダード。
自分勝手を自由と勘違いした現代社会。

人はそれを幸せとよぶのだろうか。
その先に平和はあるのだろうか。


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