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2006年11月15日 (水)

権力の行方

日本の歴史において、権力を誰が持つかについて
興味深い事を言っていたテレビ番組がありました。
番組名は忘れました。

言っていたのは、権力の移行についてです。
日本の歴史において権力は、
天皇→貴族→武士→民衆
と、徐々に下に移行していると言うのです。
言われてみればそうかもしれない。

古代には無数の村に村長がいて、それぞれが個々にまとめていた。
そして豪族が生まれ、そしていつの間にか貴族や天皇という存在が生まれ、日本の政治を行なう権力者がそこに生まれた。
古代において人々は、秩序というものを欲していたに違いない。
秩序を作り出すために集団は大きくなり、そして日本全体が統治されたのでしょう。

長老、呪術者、腕力のある者、生活の技を持った先生・・・。
あらゆるリーダー達の中で、よりカリスマ性を持った者、またはその血筋の者が権力者として生き残り、最終的に国の頂点に立つ。

人間とはどうやら、権力の世襲というものを本能的に理解する動物のようだ。
しかし、巨大化した権力は世襲だけでは治まらないものであり、そこに権力の分割というものが生まれるのだと思う。
器に収まらない権力を個人が持ち続けることで、独裁による悪政というものが生まれるのだろうから、権力の分割というものは多分正しい選択なのだろう。

そしてその分割体制の行き着いた形が日本では「武士の政治」となったのでしょう。

どうやら人類の歴史とやらは、主権が移動するとその後数百年は安定しやすいようである。
~500年 豪族の政治  (年号は西暦)
500~800年 天皇の政治
800~1200年 貴族の政治
1200~1550年 武士の政治1
1550~1850年 武士の政治2
1850~現在 民主政治

パターン的に見ると、一つの政治体制は300~400年は続くようである。
今の民主政治もあと100年は続くんだろうな。

さてそれからが問題ですよ。
パターン的に見て、次はどうなるのか。
私の考えですが、
現在が「民主政治1」であり、次に来るのが「民主政治2」ではないか、と。
今の民主政治というのは、まだまだ完成形では無いと思うんですよ。
汚職は生まれ、公金の無駄遣いは減らず、官僚はあぐらをかく。
こんな現代であっても、機能して動いているからには、すぐには止まらないでしょう。
やはり22世紀あたりの人間に任せるしかないのか、
哀れな我々は今の汚い政治の社会で生きていかねばならないのか。

次の政治体制では、人々は幸せになれるのだろうか。
22世紀にはちゃんとドラえもんも誕生するのだろうか。
ドラえもんの道具の存在は、平和な社会でないと、危険すぎるものばかり。
万人が平和と思える政治体制が次に来る事を祈りつつ、
我々は現代を生きていくしかない。

年貢に苦しむ時代を考えたら今は幸せなのかもしれないし。
人は平和に対しても贅沢なのかもしれないし。
実はクマに襲われるような社会が一番しあわせなのかもしれない。
やはり、縄文時代・・・か、究極は。

日本の歴史の中で一番平和だった時代は縄文時代だと思います。
弥生時代以降、大陸文化の流入によって、競争社会、貧富の差が生まれ、
幸福と絶望が現在まで肥大化しながら脈々と続いている。

世捨て人はこの本能に従っているのか・・・。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 添え状 | 2012年4月10日 (火) 20:10

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